日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。            
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。            
一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。


 
9月分「日々録」 10月分「日々録」
 
11月分「日々録」



【12月22日】
しばらく留守します。
皆様、良い年をお過ごし下さい。

【12月21日】
1時前まで「俳句研究年鑑」を読む(見る、かな?)。70代の俳人について辻田先生、岩城先生の文章が載っている。辛口の辻田評論、表現面から作品に切り込む岩城評論、いづれも面白い。
俳句結社の紹介の、その数にも驚かされる。こんなたくさんの結社が日本中のあちこちで活動しているのか、と改めて感じ入る。超有名な結社から、こじんまりとしたものまで。『参』はどちらかと言えば、後者の方か。
今日は、大掃除の日。職員総出で職員室の大掃除。終わって、さすがに室内はすっきりした印象。終わって、教務部員はコーヒーとケーキ、それにお土産の羊羹で一息入れる。ちょっと年末の気分になる。そう言えば、明日は冬至である。
帰宅後は年賀状書き(実際は、年賀状作りというところ)。一太郎で表書きと挨拶の元を作り、プリントゴッコで印刷する。手抜きであるなあ・・・。でも、二重刷りをする。その点が、今回の工夫。夕方、走る。寒くない。

【12月20日】
暖かい日曜日。掃除を終え、帰省バスの旅券の予約と買い物に行く。
京都駅八条口のアバンティへ。合唱の会場に良く使うのはこの9階のホール。甥、姪のお土産を買うのが目的。姪には料理の絵本を、甥には「コナン」のカードゲームを買う。ついでに、コンピューター関係の本と「俳句研究」「俳句研究年鑑」も買う。「俳句年鑑」の方は売り切れのようだった。
支払いの為にレジで待っていると、近くでスリ(というのか置き引きというのか)事件が起こる。財布を盗まれたらしい。レジに訴えてきたので、担当者が携帯で連絡をとる。物騒な話だ。
まもなく帰省するので、とにかくホームページの更新をまとめて行う。

【12月19日】
本日は終業式の日。担任代行で、式にも出席。その後、HR。連絡や注意事項を話し、そして、解散。生徒達は三々五々帰って行く。長い2学期が終了した。小春日和の良い日和の日だ。
昼過ぎまで職員会議。昼食は近所の行きつけの店で食べる。コロッケランチ。なかなか美味しい。食事をしながら、何となくほっとしている。
午後は教務の仕事。選択登録の人数が一人合わなくて、登録票の総見直しを行う。2時間程かかって、原因判明。これを本日の仕事納めとして、その後、走りに行く。久しぶりに少し長く走った。体力が落ちていることを感じる。昨日、病院で血圧の薬を別のものと併用したらという事を言われた。今の薬も副作用があって、体力が落ちた原因の一つはそこにあるのだが、しかし、1年半ほど服用してきて、だいぶん慣れて得きたところなので、薬を変えるのはあまり気がすすまない。さらなる副作用が気がかりだからだ。困ったものだ。
関屋晋氏の『合唱は楽しい』という本を読んだ。関屋氏はアマチュア合唱団の最高峰と言って良い「晋友会」合唱団の指導者である(「晋友会」の「晋」は関屋氏の名前です)。面白い本だった。興味のある人は是非一読。ちなみに、ミューズで「カルミナ・ブラーナ」を演じる事になった時、参考に買ってきたCDは、小沢征爾とベルリンフィル、そして、合唱団は「晋友会」合唱団であった。この演奏もすばらしいもので、興味のある方は是非一度お聴き下さい。

【12月17日】
評定作業を終え、教科会議が持たれる。2学期段階での評価について話合う。各授業いづれもなかなかしんどい問題を抱えているようである。
午後からは、成績伝票が担任の方へまわり、通知票作りが始まる。担任にとっては大きな仕事の一つである。教務の方は、職員会議へ向けて、成績判定会議の資料作りに追われる。
夕方一杯はその仕事。その後、軽く走りに行く。さほど寒くはなく、気持ちよく走れる。今日は比較的調子が良いようである。遠い方のコースを走る。
今日は図書館で3、4冊本を借りて帰った。少し、読書にも専念したいものだ。

【12月16日】
昨日は「第九」の本番であった。友人や同僚の人達も聴きに来てくれる。出来は、(恐らく)かなり良かったのでは、と思っている。歌っている最中も、歌い終わった瞬間も、そして歌い終わってからも、手応えとでもいうものを感じることの出来た合唱であった。
又、親戚の叔母が足が悪いのを、無理をおして来てくれたのにも感動した。感動といえば、しばらく前の演奏会から、歌い終わって合唱団が退場する際、聴衆の人達が残っていて、拍手を合唱団のために送ってくれるようになった。それも、とても嬉しいことだ。
終わって、三条の方へ飲みに行く。「日知庵」という店。日本酒が大変美味しいみせ。来てくれた人達と忘年会を兼ねて、大いに飲む。
今日は一日、評定作業。一つ大きなミスをして、反省。思いこみで動いてはいけない、という事をつくづく思った。

【12月14日】
週明け。また、忙しい日々が始まる。今日は、試験の最終日。現代文のテストが返って来る。採点と漢字検定と選択登録と英語の課題テストの日程と。四つ巴の状態で一日が終わる。
なんでこんなに「僕だけ」忙しいのだ、と若干被害妄想がかってきたりする。それが少々恐い。バランスを取る為に、夕方走る。気分が良い。が、その後、また仕事。あーあ。でも、現代文の採点は終了する。出来はまあまあか・・・。
帰宅する。シャワーを浴び、おでんを食べる。酒少々飲む。母は調子が今一つ良くないという。風邪気味とのこと。母も僕も高血圧気味なのである。天気の変動に奇妙にアクセス?してしまうのだ。
今日は、「稔俳句」を更新する。最近、行き詰まりを感じている。これだ、という手応えに乏しいのだ。反省する。

【12月13日】
丹後へ。「いさなご句会」参加。保津峡を越え、亀岡盆地へ入ると、一面の霧。冬の亀岡の名物、「放射霧」である。その後、丹波町の方に抜けるまで、霧は晴れなかった。
丹後は晴れ。阿蘇の海には、鴨などが飛来していた。峰山町の文化会館へ。会館につくとすごい人の集まり。聞けば、昨夜と本日、地元の人達を中心とした出演者によるミュジカル「サウンド・オブ・ミュージック」を上演するとの事。句会の参加者の人が、前日観ていて、大変良かったと話される。
句会は、5句投句の8句選。いつもは、7句選だが、今回はクリスマスツリーを詠むという課題による即吟1句が加わったので選句が増えた。今回の作品は、全体として平均レベルか・・・。
帰りは、いつもの丹後エクスプローラーで帰京。車中では、今回は句作は行わず、ビールを飲みつつ四方山話。

【12月12日】
朝4時30分に起床して、ゴルフへ行く。協和ゴルフクラブへ。職場のコンペであった。
小春日和の天気で風もなく、条件は最高。でも、結果は最低。でも「ブービー賞」は頂いた。嬉しいような、哀しいような・・・。
今、母が遊びにきている。夜は久しぶりにスキヤキ。結構、たくさん食べてしまう。それにしても、眠い。
明日は「いさなご句会」。岩城先生の奥様は小康状態とのこと。
角川春樹事務所から、『現代俳句』が発行されている。読んでみたが、とてもオーソドックスな作りという印象であった。

【12月11日】
試験3日目。平穏に一日が過ぎる。別に他の日が過激という訳ではないけれど。
今日は、職場の忘年会。しかし、「第九」レッスンの最終日と重なったため、パスする。他の日だったら良かったのだけれど。
練習は四条の「ウイングス京都」にて。部分練習を行い、最後に全体を通して歌う。これで一区切り。後は、本番のみとなった。さて、どうなることか。今日も、チケットを1枚買ってもらった。全体としては、残りは200枚ほどらしい。
歌い終えて会場をでると、路面が濡れている。時雨が来ていたらしい。

【12月10日】
昨夜のうちに、採点は終了。結果は惨憺たるもので、思わず頭を抱えてしまった。困った。
気を取り直して、本日は年休を取って、出かける。夕方まで。
夜は、今年第1回目の忘年会。少人数で集まって飲む。
飲み疲れて帰宅。本日はこれまで・・・。

【12月9日】
昨日帰宅したのが11時過ぎ。インターネットに接続しようとしたが、回線が詰まっていて、結局、繋がらなかった。仕方ないので、寝た。
今日から期末考査が始まる。教務は、朝からバタバタしていた。テストの準備や保健室、別室受験の手配やらで、慌ただしい。風邪の季節なのだが、幸い教員に休みがでなかったので助かった。一息ついていると、職員室に生徒が一人やって来た。試験時間を間違えたとのこと。すでに20分を越えていたので、該当の試験は0点となってしまった。あーあ。
国語Uのテストが返ってきた。分量が多かったのか、難しかったのか、回答欄の空欄が少々目に付いた。テストの採点さえなければ、試験期間中は最高なのだが・・・。
早めに帰宅し、早速採点する。出来は今一つ。半分ほど見て、残りは夜にまわす。ジョギング30分ほど。きょうは休肝日なので、夕食をきちんと食べる。知り合いに「第九」のチケットを郵送する。俳句雑誌への投稿句を3句考える。出来ない。あーあ。自宅と岩城先生宅へTEL。
などやっている内に、採点の第2ラウンドの時間が来たようだ。

【12月7日】
今日の授業は2時間。1クラスは2学期最後の授業。「こころ」のKの自殺の場面。幾つかの問題点に絞って実施。時間的に厳しかった。
テストは点検後、印刷にかかる。袋詰めにして、教務のロッカーの中に保管。これで、一応の準備は終了。いつ考査が始まっても大丈夫である。などと思いつつ、模範解答を作っていると、何とミスを発見。試験の際、口頭で訂正する事とした。
3学期当初の課題テストの時間割を考えたり、選択登録の調整をしたり、漢字検定(1月実施分)の受付をしたり、小テストの得点の入力を行ったりと、細々した仕事はあったが、なにせ、考査の問題は出来ているのだ。気分は余裕しゃくしゃくという所である。
月初めは句会が重なる。きょうは、『月曜会』。辻田克巳先生の句会である。旧『天狼』系の句会だそうである。こちらも、勉強のため参加を許されて出席している句会。8句投句7〜8句選。投句8句中、3句は会場にて題詠。今回は、「日短」「炭」「人参」だった。いづれも難しかった。
この句会は、披講後の辻田先生の話が大変面白い。俳句とは何か、ということを考えさせられる話。ユーモアたっぷりの話に大笑いしながら、俳句の要諦を教わっている貴重な句会である。

【12月6日】
やっと1週間が終わったーと思ったのが昨日。夕方までかけて、残りの試験問題も作ったし、ジョギングもしたし、晩酌も済ませ、いい気分になって、本を読んで寝てしまった。何か忘れていないか!
という事で、今日は日曜日。午前中は句作。午後、「運河」の城陽句会に参加。近鉄寺田駅で、主宰の茨木和生先生と偶然出会う。一緒にコンビニで昼食を買い、会場の文化パルク城陽へ。ここは、設備の整った、いつ来ても気分のよい会館である。
運河第1句会は10句投句5句選。第2句会は、茨木先生が出される複数の地名(今回は千葉県の地名)より一字を必ず入れて句作を行う。40分ほどで10句投句7句選。これが大変。
終わった「運河」のメンバーは、駅近くのお店へ飲みに行かれる。僕は「運河」の正式な会員ではないので、酒宴は遠慮して、そのまま帰宅。疲れた。早速、風呂に入る。お湯に浸かって、ほっと一息つく。俳句作りの面白さとしんどさを一度に味会わせてくれる「運河」句会である。
「国表」のページを更新する。「国表」も面白い授業だな、と改めて思う(生徒諸君はどう思っているか、わからないのだが)。

【12月4日】
ともかく、進んでいる。授業の事。考査を目前に控えて、ひたすら試験範囲まで、と進んでいる。疲れる。何やってんだろう、一体、と思いつつ進んでいる。計画性に欠けるのであろう。いかんなあ。
試験はまだ出来ていない。来週の水曜日から試験なので、なんとなく落ち着かない。原案は一応出来ているのだが、進度の事もあり、なかなか出来ない。明日は2時間連続の4限授業なので、かなり進度は進むであろう。最後の追い上げ次第か。
夕方、1時間程走る。その後、ミューズのレッスンへ。練習もあと数回。レッスンもかなりシビアなものになって来ている。歌えなければ歌うな、という言葉も出る。ソリストではないのだ、という檄も飛ぶ。合唱の難しさである。チケットは残が350枚となった。あと2週間、どうなるか。
練習後、いつものパン屋でサンドイッチを買って帰る。晩ご飯。ミンチカツサンドとシーチキンサンド、どちらも美味しい。夜10時に食べるには少々「重い」かなとも思ったが、空腹には勝てない。ジョギングもしたのだし・・・。
帰宅後、ゴルフの誘いの電話あり。12月には、すでに3回行く予定があるので、どうしたものかと思っている。ゴルフの方はあまり練習もしていないし・・・。

【12月3日】
今日は4時間授業。空き時間はテスト作り。2クラス分出来た。あと2クラス、現代文の試験。「黒い雨」。
国表の時間は、2学期のまとめの意味で、「小論文の書き方」を書いてもらう。冊子にまとめて、次年度の教材に利用させて貰おうかと思っている。
今、「フーテンの寅」の第1作をやっている。先日、「タコ社長」の太宰久雄氏が亡くなっておられたという報道もあり、若い「寅さん一家」の姿を見て、ゲラゲラ笑いながら哀しくなってくる。
「寅さん」も若い。第48作の憔悴した「寅さん」の姿がとても痛ましかった事も思い出している。「寅さん」は映画であって、単なる映画ではないのだ、と改めて思う。一体、何なのだろう。
今夜はゆっくり過ごそう、と思っている。晩酌が、ゆっくりと効いてきている。良い気分である。

【12月2日】
12月も2日となった。昨日は火曜日で、ここしばらく火曜は行きつけの飲み屋さんに行く日のようになっていて、昨日も帰宅途中で立ち寄り、浅酌。帰宅して、向井千秋さんの下の句付けをメールで送って(国表の授業での生徒作品。昨日が〆切だった)その後、(「日々録」も書かずに)寝てしまった。
今日も一日仕事に追われ続ける日となった。8時前から仕事にかかり、冗談ではなく昼食(10分です)とトイレ以外はずーと仕事。おわったのが7時半だった。しかし、期末考査の時間割・監督表は完成、印刷、配布終了。国表の準備も出来、昨日の国表の小論文の評価付けも終わった。なんとか、明日が迎えられる。夕方30分程ジョギングも出来たし、結構気分は良い。ついでに、今日は休肝日とする。
現在、洗濯中。その間、知り合いに電話をかけ、15日の「第九」のチケットを売りつける。職場のほうでも3人、買ってくれることになっており嬉しい。10名くらい、聞きに来てもらえそうである。
昨日の「京都新聞」の囲み記事の中で、本校の演劇部のことが話題になっていた。著名な劇作家のエッセイで、本校の演劇部の劇を見て大変感銘を受けたというもの。それを読んで、「さもありなん」と思った。実に良い演劇だからだ。近畿大会で第3位となり、全国大会へはあと一歩(上位2校のみ出場だった)ということもあり、残念に思っていたのだが、このような記事は演劇部の諸君に対する、エールでもあり大きな励ましにもなるものと思った。授業の折にも、その記事を印刷して紹介したりもした。
高校生達の文化活動がいろんな形で反響を産むのは良いことだと思う。