日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。
一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。
9月分「日々録」
10月分「日々録」
11月分「日々録」
12月分「日々録」
【1月31日】
今朝、7時前に帰着。バスによる移動だったので雪の影響を心配していたのだが、大丈夫であった。4泊4日(内、車中1泊)のスキー研修、終了。おおきな事故もなく、天候にも恵まれて生徒諸君にとって、印象深い旅行になったようだ。菅平は広々としていて気持ち良かった。雪はそんなに多くはないが、初・中級向きのゲレンデが多く、生徒達も楽しめたのではないか。今年初めて、スノーボードの講習も行われた。それにしても、少々、疲れた。担任外引率でもそうなので、担任の疲労のほどが察せされる。しかし、まあ、良かった。「月光の尖らす氷柱菅平」という作品が出来た。生徒が寝静まって?の後の、部屋のベランダから見た外の景色が印象的だった。
午前中、寝ようかとも思ったのだが、中途半端に眠くて(バスの中でうつらうつらしていたせいで)、横になる程でもなく、仕方ないので、3年生現代文のテストの採点をする。3年生は本日で学年末考査終了で、2月からは自由登校となる。ここまでが土曜日の分。
ここからが、日曜日。とは言っても、特に何をしたという事もない一日。風邪気味のせいか、微熱があって何となく非活動的な状態である。京都駅八条口のアバンティまで本を買いに行く。『俳句』と『俳句研究』の2冊。友岡子郷の句集も1冊買う。友岡氏は、今興味を感じている俳人の一人。
帰宅して、3年生の学年末の評定作成の為準備。成績と式の入力。ロータスで評価を出すので。夕方、少し走る。久しぶり。ちょっとシンドイ。
【1月25日】
昨日は、午前中は自治会の役員会。その前後に、別の結社の作品10句を作ろうとする。6句しか出来ない。気分転換に近所に買い物に行き、その後、軽くジョギング。数日ぶりに走って気持ちが良い。放水路沿いに走る。鷺が数羽、餌を探して水辺に佇んでいたりした。
月曜日。仕事の途中で1時間年休を取って、結社へ誌代の振り込みに行く。二つの結社で4万円近く。高いようなそうでないような・・・。コンピュータを買うためにおろしていたお金があちらこちらに消えていく。あーあ。
明日から研修旅行。4泊5日で菅平へスキーに行く。担任ではないが、分掌の代表みたいなかんじで、引率のメンバーになった。さて、どうなることやら。24時間お仕事という状態になる。ちょっと、風邪気味なのが気になる。悪化しないように気を付けなければ。帰宅後、荷物を詰め込む。冬は荷物の量が多くなるのが鬱陶しい。
明日は5時起き。6時前にタクシーを予約している。しばらく、「日々録」の書き込みは中断します。
【1月23日】
鍵を開ける為(だけ)に学校へ行く。学校が機械警備になってから不便になったと思う。クラブ活動の為、職員室と音楽室と廊下の鍵を開け、次の出勤された先生と交代に帰宅する。
帰宅後、「俳句王国」を見る。第2・4土曜日は必ずこれを見ることにしているのだ。なかなか面白い。句会の雰囲気も良いし、作品のレベルも高いと思う。以前は金曜8時からの「NHK俳壇」を見ていたのだが、合唱の練習と重なったりして、見なくなっていたのだ。各主宰の持ち味も出ているし、八木アナウンサーの飄々とした司会ぶりも良い。それにこの人、番組の中でだんだん俳句が上手くなっていくように思う。
午後は、結社誌への作品を作る。3句しか出来ず、一時中断する。寺町へコンピューターを物色に行く。条件が合えば、買おうかとも思っていたのだが、4、5件廻ってみて値段的に厳しいので今回は見合わせる。液晶にしなければ値段は折り合いがつくのだが、画面が綺麗で見やすく疲れないので、やはり液晶だなと思ってしまう。市内に来たついでに寺町筋の「鳩居堂」でお香を買って帰る。さらについでに河原町三条角の古本屋で、本を2冊買って帰る。『伊勢物語』関係と『太陽』の「俳句」特集の本。
夕飯は寿司をつまみながらお酒を飲む。毎日、飲んでいるみたいである(そうだけど)。今、映画の「リング」をやっている。小説は読んだのだが、奇妙で不思議なお話であった。「ラセン」も気味悪くて面白かったが・・・。
【1月22日】
金曜日。今日で3年生の授業が終わった。テストの事があり、大急ぎで進んだが、終わりきれなかった。それが心残りである。内容的には、十分読むに足る内容の評論であった。それだけにきちんと終わりきれなかったのが残念だった。ただ、授業を終えて教室を出ようとした時、二三人の女生徒から一年間有り難うございます、とお礼を言われた。
最近、眠りが足りなくて少々しんどい。ほぼ1時間おきくらいに目が覚める。それがしんどい。目の下に熊、いや隈ができている。転勤して2年目に入り、馴れより違和感の方が強いのかもしれない、と思っている。
夕方、病院へ。薬を貰いに行く。ちょうど、研修旅行の途中で薬がなくなりそうなので。薬を貰うのに、1時間半程待つ。待合室で本を読んで過ごす。薬を貰って帰る途中、酒屋で城陽酒造の今年酒(しかも濁り酒!)を買って帰る。
帰宅後、早速飲む。ちょっと発泡酒的で美味しい。まろやかで飲みやすい。「もののけ姫」を見ながら、ちびちびとやる。
【1月20日】
こんな夢を見た、と言えば昨日の続きみたいだが、今朝方見た夢は、もうほとんど断片化しているのだが、そんな中で印象に残っているのは、楽器をひいた夢。それは、ギターのような、チェロのような琴のようなそんな楽器。ケースの中に横たえてあるのを、琴をひくみたいにして指で弾いて演奏する。音はギターのようであるが、もっと複雑な音。それがとにかく美しい響きで、弾きながらうっとりとしてしまうほどだった。魂を揺さぶられるような音で、ああ、僕はこの音の虜になってしまうだろうな、と思ったりしていた。そんな夢。
現実の方はいささか煩わしい。ミスも多かったし。少しいらついているようなのだ。そんな中での職員会議はここ数回同じ案件で揉め続けている。いまの所、出口が見えない感じ。自分の思いは決まっているので、同じ様な内容の応酬にいささかゲンナリ気味。
結局、今日も走れなかった。それだけで体が重くなった気分がする。さっさと帰る。途中の行きつけの店で鰻の安売りをしていたので買う。今晩は、ご飯を炊いて鰻丼にするつもり。
夕食の前に一仕事。3年生学年末試験の問題が完成。来週は、研修旅行の引率で週明け早々から菅平へ。そのため、試験問題も早めに出す予定。
【1月19日】
夢日記をつけてみたら面白いだろうな、と思う。印象に残る夢をたまに見るので、それを書き付けておいたら、「夢十夜」みたいで面白いかも、と思う。
「こんな夢を見た」ということで、今朝の夢(朝方によく印象的な夢を見る)は、ナップザックを無くした夢。中には財布やら身分証明書やら、その他こまごましたものが入っていたはずなのだが、山中(比叡山みたいに大きな寺院がその中腹にあった)を歩いているうちに、いつの間にかなくしていた。ひどく悲しかった。そんな夢。
今日は3時間授業。国表があった。今回は「言語の可能性と限界性」と言う課題で書いてもらった。受験生のせいか、欠席が多かったのが残念。まだ、読んではいないが、どんな意見が書かれるか、楽しみである。
火曜日は、飲みに行く日、みたいになっている。おでんと塩さばの焼いたので軽く飲む。おいしかった。帰宅して、洗濯をする。
【1月18日】
どうにも、胃が痛い。たまにあるのだが、愉快ではない。その割に食欲は普通にあるので、適当に食べたり飲んだりしてはいるのだが。かなわんなあ。夏目漱石の気分である・・・。あーあ。タカジアスターゼが欲しい。
などと言いつつ、今日は月曜日である。今日は何となく、教師の「非常識さ」みたいなものに少々ゲンナリすることが多い一日だった。もっとも他人のことをとやかくは言えないのだけれど。でも、漱石ならば「アンポタンパラオレガス」などと吐きすてるように言うかもしれない、などと思う。
授業は2時間のみ。「源氏物語」の続き。面白いと思うんだけれど、生徒諸君の反応は今一。面白いんだけれどなあ。あとは、3年生学年末考査の問題を作ったり、2年生の文学史のこれまたテスト問題を作ったり、国表の評価をしたり、次の課題の準備をしたり、とこまごました仕事が多かった。6時半ころまで仕事をして、今日はジョギングは中止して帰る。
それにしても、今日一番良かったことは、同僚の先生から「殻付きの牡蠣」をもらったこと。帰宅して、蒸し牡蠣?風にして食べたら、なんとも美味かった。鮮烈芳醇な潮の香りが口一杯に広がって、丹後の夏の海を思い出したりしていた。昼間の愉快ならざることが、一度に帳消しになったような気分だった。
【1月17日】
今日は阪神淡路大震災の日。夜中過ぎからテレビを見ていた。当時の記録VTR。そして、5時46分まで起きていた。「まなうらの寒さ阪神震災忌」。
今日はいさなご句会で丹後まで行く。峰山はまだ雪が随分残っていた。久しぶりの雪景色だった。
今日は、新年句会ということで、常になく参加者が多かった。作品も多彩で、和気藹々の雰囲気の中で句会が進む。楽しい句会だった。5句投句、7句選。7句のうち4句は岩城先生の句であった。残りの1句も、予選にとっていたもの。僕の作品は岩城先生から3句取られていた。但し、その内の1句は、名のりの後、僕の作ならば、捨てるべきとの事であった。厳しい。
帰りの電車が指定席が偶然隣同士となったので、ビールを飲みつつ、楽しく帰る。
【1月14日】
明日は成人の日。掃除と洗濯をしようと思う。結局、1週間掃除も洗濯も無しという状態であった。
今日の授業は、国語U、現代文、国語表現。国表は、谷川俊太郎氏の「ことばあそびうた」を使っての小論文。併せて、「ことばあそびうた」を作ってもらう。近日中に「国語表現」のページに掲載の予定。
夕方、軽く走って、その後、一仕事。8時前に帰宅。お酒を買って帰り、入浴後、少し飲む。いい気分で、Dーpixedの練習。その内、CGのページも開こうかと思っている。
「いさなご句会」から新年句会の案内状が来る。今週の日曜日が句会の日。楽しみである。丹後の方は雪の具合はどうなのだろうか、と思う。
【1月13日】
寒い日が続いている。通勤の近鉄電車の車内から京都市街の向こうに北山が白く見えている。暖冬とは言われながらも、冬の到来を実感している。それにしても、寒い。体温が標準より低いので、その性で一層そう感じるのだろうか・・・。
授業は国語Uが2クラスと現代文が1クラス。国Uは『源氏物語』に入る。「桐壷」の巻。導入に「あさきゆめみし」(マンガ)と瀬戸内寂聴さんの文章を使う。多少は生徒諸君の興味をひいたか?現代文は環境破壊がらみの評論。面白い内容だと思うのだが、ちょっと難しいかもしれない。それに、3年生の場合授業は1月だけなので、授業時数が少ないのもつらい。
昨日の国語表現の評価を行う。課題は『老人力』中の一文を読んで、「言葉」という観点から論評するもの。出来はまあまあ。良い物はHPで紹介しょうかと思う。
本当は早く帰って洗濯をしたかったのだが、クラブ居残りで7時前まで残る。
【1月12日】
健康診断の日。一年ぶりにバリウムを飲む。昨夜10時以降飲まず食わずだったので、なんとなく美味しかった。昔は、とんでもない味だったのだが。ただ、その後、それが体外に排出されるまでが、少々うっとおしかった。
どうも授業が上手くいかない。ピントがずれているような、もどかしい状態である。
気分転換に夕方、走る。寒くて、かえって走りやすかった。その後、行きつけの飲み屋さんに寄る。
どうにも今いちな一日だった。
【1月11日】
昨日は「運河」の句会。そのため午前中は、句作りにかかりっきりだった。7句投句か10句投句かわからなかったので、一応10句準備していく。いつもの文化パルク城陽。いつ来ても気持ちの良い会館である。第2句会を合わせて21句投句となる。さすがに疲れた。和生選2句、同人選4句(うち特選1句)が当日の結果。
句会後、久しぶりに飲み会へ参加。美味しい焼き鳥を食べながら、色々話を聞く。会員でもないのに、句会に参加させて頂き、さらに飲み会にまで参加しているのは、少々ずうずうしくはないか・・・などとも思いつつ、随分飲んでいい気分で帰宅する。
今日は授業は午前中2時間だけ。翌日の授業準備に時間をかける。午後は、ブラバンの定期演奏会用のポスターのレイアウトの準備。学校のインターネットでお絵かきツールをダウンロードして利用する。インターネットに繋がるコンピューターが職員室にないので、寒い情報処理室に籠もって作業をする。途中、生徒の作業などもあって、結局、夕方までかかってしまった。走るのは中止とする。2,3日走らないだけで、なんとなく落ち着かないのだけれど。
明日は健康診断で、午後10時以降は飲食は一切だめということになっている。あと、30分。水の一杯でも飲んでおこうか。
【1月9日】
7時半くらいまで寝ていた。気持ち良かった。朝寝というのは良いものだ。ゆっくり朝御飯を食べる。
思い立ってCGまがいのものを書いて(作って)みる。昔々、漫画研究会の一員だった時の事などを思い出したりしながら。2時間くらいやっていた。結構、面白い。
午後は、京都市内寺町筋までコンピュターを見に行く。20万くらいの予算でデスクトップ型のものが買えればと思って、その下見のつもりで。あちらの店、こちらの店、とぶらぶら見て廻る。土曜日のせいか、人出が多かった。コンピューターは結構売れているようである。
寒い風の中、帰宅。自宅にTELする。故郷の方は15センチくらい雪が積もっているらしい。
【1月7日】
今日から3学期。本日は、始業式と大掃除、そしてLHRで、生徒諸君は放課後。教師はその後、職員会議。若干もめる。
午後は、授業準備。プリントをたくさん使うので、その準備が大変。5時間程かけて6種類のプリントを作る。3学期授業予定、現代文作業プリント、古文『源氏物語』の口語訳参考プリント、古語意味調べプリント、文学史レポート用プリント、古文読み小テストなど。
その後、軽く走る。風が随分冷たい。
七草粥パックを買って帰る。たまに食べるとお粥も結構美味しい。
【1月6日】
明日は3学期の始業式。台風の為、1日早くなった。
今日は、明日の準備のため出勤する。授業準備が中心。漢字検定の仕事も少しする。
プリンターが不具合で、教務の仕事は出来ず。午後は、指定休(週休2日への移行措置として教員は1年に14日所定の期間に休暇が取れる)だったが、3時過ぎまで仕事。調子は、まだ出ない。
岩波新書『明治人ものがたり』森田誠吾・著 という本を読んでいる。森茉莉と幸田文の話が面白かった。
【1月5日】
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
本日、帰京。長い帰省でした。
久しぶりに長期間故郷にいて、年末、年始の諸行事や自然などに触れることが出来ました。俳句も6〜70句ほど(数だけは)出来ました。僕としては、これだけまとまった数の作品が出来たのは初めての経験で、我ながら驚いています。
自宅へ帰って、一人になってみると、昨日までの「喧噪」が嘘のようです。甥、姪、並びに犬一匹のお相手の毎日でしたから。なかなか面白い日々でした。