日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。             
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。             
一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。

8月分「日々録」 9月分「日々録」 10月分「日々録」 11月分「日々録」


【12月25日】
まだ外は薄暗い。天気は良くないと言いながら、しかし、東の空は晴れて日の出の兆しか薄紅色に染まっている。
今年を振り返れば、結構しんどい一年だった、というのが実感。しかし、あと数日で今年も、そして20世紀も終わる。
しばらく「日々録」を休みます。皆さん、良いお年をお迎え下さい。

【12月23日】
突然の雷雨である。夕方は、まだ青空が見えていたのに、今は、外は強い雨と雷である。こんな状態でPCを動かしていてよいものか、とも思いつつ、「日々録」を書き込んでいる。おとといの教務部の忘年会の中で、意外な人がHPを見に来てくれていることを知って、そうか・・・などと感心したのを思い出したりしている。まだ、雷が鳴っている。やはり一時中断した方が良いみたいだ。
すでに3時間ほど経過。雨はやみ、雲の切れ間から冬の星が覗いたりしている。朝、出張の関係で予定が中止になったので、8時過ぎに高速バスのチケットのキャンセルに京都駅まで行く。9時前のバスに乗ることになっていたのだが、電話での申し込みは9時からなので、仕方なく直接窓口に行くことにしたのだ。早朝なのに、窓口にはすでに行列が出来ていた。並んで順番を待っていると、前の人がチケットのキャンセルを尋ねている。担当者が、画面で確認すると満席ということのようだ。後ろで話を聞くともなく聞いていると、偶然、僕がキャンセルしようとしているバスだった。すぐに申し出て、チケットを解約した。幸運な偶然だった。その後、40分ほど歩いて帰宅。電車で、あるいは場合によりタクシーを使って帰ったりするのに、歩いてみると、京都は思いの外狭いなあと改めて実感する。
午後は、本を読んだり、音楽を聞いたりして過ごす。夕方、50分ほどゆっくりと走る。走り終え、風呂に入り、軽く飲んで夕食。昼間食材と一緒に買ってきた焼酎を飲んでみる。アルコール度25度。結構きついが、でも焼酎の臭みがなく美味しい。家に電話を入れる。やっと「一部損壊」が「半壊」扱いとなったという。しかし、土地の資産価値は全くなくなってしまったらしい。直接の被害を受けた地域だけではなく、その周辺地域まで含めてのことらしい。酷いものだ、と思う。

【12月22日】
今日は、一日暖房の入らない(というより入れられない)N体育館で京都南部地域の交流大会でバドミントン部の引率。暖房や冷房は、空気の流れを生むのでバドミントンの試合会場は、夏は蒸し風呂、冬は冷蔵庫状態(と言えば大袈裟だが)の中で試合が行われることになるのだ。防寒コートを着たままで、生徒の応援をする。試合は、なかなか熱かった。ひやひやしたりする場面もあったけれど、結果としては、男女Cブロックで優勝、Bブロックは3位入賞だった。ABC・・は競技者のレベルを表してもいる。3年生がクラブを引退して、新メンバーでクラブがスタートして、初めて具体的に結果が出た大会だった。生徒たちにとっても、大きな自信を得た大会だったのではないか、と思う。早速、他校との交流試合をしたいという声が生徒の中から上がった。是非、実現していきたいものだ。
引率を終えて、1時間半ほど歩いて帰宅。この頃、走ることよりも歩くことの方が多くなってきた。年かな、と改めて思ったりしている。
夜になって、急に日曜の生徒引率の連絡が入る。吹奏楽部のクリスマスコンサートの引率、ということらしい。おいおい、何も聞いてないよ、と思わず電話口で文句を言う。結局、またまた一日仕事になりそうだ。

【12月21日】
『妬心』読了。表題作の「妬心」が面白かった。作家の心と女の心との矛盾葛藤が描かれている点が、特に面白かった。明白な方法意識の裏打ちの中で書かれたような気もした。作品としては、一番最後の「夕映え」が完成度が高かった。その作だけ、主人公の名前が律子となっている(他の諸作は牧子で統一されていて、連作風な印象を受けたのだが)点にも興味を惹かれた。
冬休みに入って、第一日目。午前中は、久しぶりにバドミントン部の練習に参加する。明日が南部地域の交流大会で、練習の邪魔になるのではとちょっと遠慮していたのだが、3年生の生徒も何人か参加していたので、参加させてもらった。明日、初めて試合に出る男子生徒もいて、2試合ほど練習試合をする。1時前まで練習をして、終了。明日の打ち合わせをして、解散となる。午後は、年休を取って帰宅。真っ直ぐ帰らずに、一旦、京都駅まで出て、買い物をしてから帰る。
夕方から、教務部の忘年会。時間まで、洗濯をしたり、掃除をしたりで時間を過ごす。

【12月19日】
年賀状を印刷しながら、「日々録」を書いている。何十枚かに一枚はロスが出るので、この場を離れてというわけにもいかないのだ。プリンターが安物だったので、信頼性に少々欠ける点があるのが難点。
今日で答案返却授業は終了。午後は、明日の成績会議に向けての資料作りに係り切りになる。点検と訂正作業に数時間かけ、その後、資料作りと印刷・綴じ込み作業を行う。夕方まで。結構目と神経を使うので、疲れてしまった。走りに行こうかとも思ったが、気力がなく、中止。帰宅することにする。馬鹿げた事柄に少し関わる事になって、その点でも気力を削がれたのかもしれぬ、と思う。
『妬心』を車中で読み継ぐ。濃密な人間関係が今日は疲れを感じさせる。帰宅後、夕食を食べながら借りっぱなしにしていたビデオを見る。「スリーピーホロー」という作品。ゴシックホラー風のおどろおどろしい作品。しかし、結構面白かった。

【12月17日】
国語Tの答案返却。さらに、ノートを返し、冬休みの宿題の指示をしていたら、返却時間があっという間に終わってしまった。3学期初日の授業の準備をちょっとしておいて、年休。病院へ行く。年越しの薬を貰うのと、検査幾つか。待合室で瀬戸内氏の短編小説集『妬心』を読む。私小説風な色合いの短編集。切れ切れの待合い時間の4編ほど読む。面白い。たまたま読み始めたとは言え、瀬戸内氏の小説に出会えて良かった、としみじみ思う。今年の収穫の一つか。診察室で、自分の体内が写った写真を見ながら説明を受けるのは、なんとなく奇妙な気分だ。左心室肥大だったのが、薬を飲むことで改善されている、とのことだった。そういうものなのか、と思う。それにしても、レントゲン写真というのは、随分鮮明に写るものだと、感心する。
帰宅途中、近所のスーパーに立ち寄って洗剤やらキムコやら防虫剤やら買って帰る。大掃除の準備。今日は、とりあえず、ベランダの整理と、風呂場をきれいにした。明日は雨のようなので、洗濯もする。寒いので乾きにくいだろうなと思いつつ、2日がかりくらいで乾いてくれれば、と思う。夕方、九州の兄からメールあり。ちょっと気が重くなる。リストラで始まった事が、色々と波及しているようだ。苦しい一年だったろうな、と思う。まだ、終わってはいないけれども。
夜、忘年会。市内に出かける。三条大橋上は、人通りが多くてのろのろ歩き、というぐらいに人出がすごかった。宴会は、9時前まで。2次会は遠慮して帰宅。帰る道すがら、あちらこちらの建物から、騒ぐ声や、歌、バンザイの声まで聞こえて、「忘年会シーズンたけなわ」という良く聞くフレーズをつい思い出したりもした。日曜日、朝寝する。

【12月15日】
「第九」終了。完璧、というわけではないが、20世紀最後の「第九」を歌うことが出来て良かった。終演後、友人たちと三条まで飲みに行く。お目当ての店が満員だったので、別の店をあてにして、木屋町筋を下る。途中、3メートル毎くらいに、客引きの「お姉さん」達が立っていて、しきりに店に入らないかと誘う。こんな勧誘の姿を木屋町で見たのは初めてなので(と言っても、この辺りを歩くのは数ヶ月ぶりのことだったのだが)、ちょっと異様な感じがした。おおよそ京都風ではない雰囲気で、殺伐たる思いを感じてしまった。それにしても、若者だらけの街となってしまった。「ニンニクヤ」とかいう店で、11時前くらいまで、あれこれ話をする。職場のこととか、ゴルフのこととか。きっちりおじさん達の話であった。久しぶりに、話すことに堪能した。タクシーで帰宅。すぐに寝る。
テスト返し2日目。成績処理や課題等の準備は一通り終わっているので、クラス編成の準備にかかる。途中、想定していた講座数が間違っていたことが分かり、幾つかの別パターンの組み合わせを考えて見る。とりあえず、変則的な講座の組み合わせで一案を作ってみる。結局、夕方までかかってしまった。明日は、別パターンで考えてみることにして、本日の仕事は終了とする。頭が煮詰まった状態だったので、気分転換に走る。40分ほどたらたらと走る。街が夕方から夜へと移り変わって行くこの時間帯は、一日の中でも好きな時だ。
帰りにビデオ店に寄り、ビデオを借りて帰る。車中で、「手鞠」の続きを読む。お話は佳境に入っている。

【12月14日】
年休を取って、帰宅。衣装の準備をして、軽く?シャワーを浴びて(本番当日のいつもの習慣となっている。禊ぎみたいなものなのだろうか・・・)、間もなく出かける。
インターネットは、情報アドバイザーの方の尽力でめでたく直る。良かった。
天気は、高曇り。雨の心配はないだろう。では、出かけるとしよう。

【12月13日】
時間割作成ソフトのお試し版をダウンロードして、いざそれをセットアップしようとして、恐らく何かへまをしたらしい、インターネットエクスプローラーを壊してしまったようだ。風が吹けば、桶屋が儲かる式で、なぜそうなったのかは、不明。とりあえず、使用不能の張り紙をして、明日、情報アドバイザーの人が来られるのを待つこととする。
採点はすべて終了。提出物の評価の整理をし、成績の素案を作り、冬休みの課題を作り、漢字小テストの赤点課題まで作って、とりあえず当面すべきことは終わったような気分になる。明日からテスト返却の特別時間割となる。
瀬戸内氏の『手鞠』を読み続ける。貞信は貞心であったが。半分ほど読み終わる。良寛の詩文を読んでみたくなる。本棚のどこかにあったような気がする。明日は、「第九」の本番。

【12月11日】
昨日は「いさなご句会」。丹後は、時雨気味の空模様だった。句会の前に、会場に貸して頂いたお宅の会員さんから、心付けのお酒を少し頂いたりして、良い気分で句会に臨むことになってしまった。今回初めて、全投句が岩城先生の選に入った。句会終了後、峰山の駅のプラットホームで、やって来る丹後ディスカバリーを待ちながら、今日の句会は楽しかったと、岩城先生が言われた。車中では、岩城先生は、原稿執筆の為に句集を読まれ、僕はお借りした俳句年鑑を読んで過ごした。京都駅で、足立さんと待ち合わせ、3人で伊勢丹の7階の展望食堂で夕食がてらお酒を飲む。足立さんは、丹波焼きに興味を持ち、再興を考えて居られる人。1時間ほどその店で過ごし、岩城先生と足立さんは、祇園の「米さん」のところに、誕生日祝いの花束を届けに行かれ、僕はそのまま帰宅した。来年1月に又会いましょうと約束を」して。
今日は、試験2日目。古典Uのテストが行われた。試験監督を兼ねていたので、監督をしながら生徒の様子を観察。問題数がちょっと多いかな、と思っていたのだが、生徒たちはなんとかやりこなしていたようだった。採点は、明日以降、行うつもり。午後は、出張で市内の朱雀高校へ。国語研究会の会議。会議を終え、少しずつ冷え込んでゆく中を、京都駅まで歩く。1時間弱ほど。走れないときは出来るだけ歩くようにしている。一旦帰宅して後、「月曜句会」で桃山まで出かける。辻田先生の話が楽しい。楽しみながら、俳句の要諦の部分をさりげなく教わっている、という実感がある。9時前に、句会は終了。いつもの店に寄って、餃子とライスとジンギスカンを食べる。月に一度、月曜会の後の夕食は、いつもこの店で食べる。
瀬戸内晴美の「良寛と貞信尼」を読み始める。まだ面白いかどうかは、わからない。

【12月9日】
昨日は、試験第一日目。昼過ぎに、同僚の身内の方の葬儀に行き、午後少し仕事をしてから、年休を取って帰宅。夕方、「第九」の練習に出かける。京都市内、北大路の方まで。本日は、最初で最後の指揮者レッスン。7時から始まり9時前まで。全体にわたり細かい指導が入る。テンポと音程について問題があり。本番を目の前にして、緊張感が広がる。誉めつつ注意するということを、微妙なバランスで行っておられる姿を見ながら、指揮者の大変さを思ってしまった。
今日は、土曜日。第九のチケットを買って貰った人への手紙を書いたり、郵送する人にはその準備をして投函を済ませたり、年賀状のデザインと文面を作ったりして午前中を過ごす。午後は、また鴨川河畔の散歩に出かける。本当に良い天気で、文字どおり雲一つない快晴。三条から歩きだし、北山のもう一つ向こうの橋から折り返すという行程。前回来た時より、今日のほうが明らかに歩いている人の数が多い。本当に気持ちの良い午後だった。結婚式の後で、ウエディング姿の花嫁と花婿、そして親戚一同の人達が、河畔で記念撮影をしているところに行き会ったりもした。のどかな2時間の散歩だった。その後、出町柳まで引き返し、柳月堂で1時間ほど音楽を聴く。ピアノの曲を2曲(モーツアルトだった)と弦楽四重奏(作曲者名を確かめたのだが、忘れてしまった)。
帰宅後、入浴し、夕食を作る。最近、蕎麦やウドンを食べることが多い。今日もウドン。なかなか美味しい。夜は、ゆっくり本を読もう。『蕪村』を途中で中断していたので、その続きを読もうと思う。明日は、丹後の「いさなご句会」。

【12月7日】
本日で、2学期の授業は終了。結構しんどい数ヶ月だった。年々、授業がきつくなってゆく、と改めて思う。古典Uは、和歌。反応があまりになかったので、終了にあたって、簡単な感想を書いてもらった。ところが、生徒は割と和歌を楽しんでいたようだった。特に、短詩形の魅力である簡潔にして内容は深い、と言う点について、多くの生徒が興味を感じたり、感銘を受けたりしていたようだ。そういう生徒の内心の思いを、授業の中に生かせない点に、僕の授業の問題点があるのだろうが、思った以上に好反応だったので、ちょっとほっとした。明日から、期末試験が始まる。
夕方、40分ほど走り、その後、退勤。行きつけの居酒屋で軽く飲む。ほっとしたせいか、お酒が美味しい。帰りに久しぶりにパチンコに行く。
帰宅すると、知り合いからのFAXが入っていた。第九のチケットの件と、1月8日のコンサート(旦那さんがピアニストで府民ホールアルティでリサイタルを開かれるのだ)出欠の確認と、12月11日の月曜会の出席の件について。時間的に少し遅かったけれど、電話を入れる。幸い本人が出たので、しばらく話をする。その中で、12月3日の参句会主催の「X氏に聞く」という講演会の中で、講演者の中原道夫さんに対して、参加者の中から失礼な発言が出て、岩城先生が一喝されたという話を聞いた。温厚な岩城先生が怒られたということで、大変驚いた。先日、電話で少し話をした際、何も言われなかったので、起こった出来事を何も知らなかった。

【12月5日】
自宅から電話あり。地震後の行政の対応の不誠実さについて、いろいろ話を聞いた。行政の責任回避の姿勢ばかりが強くて、70歳を越えた母が、何度も腹を立て、行政の調査員に対して抗議を行って、やっと一つのことが前に進むような有り様のようだ。砂を取った跡地をきちんと埋め戻す戻す事無く、宅地として整地されたものに対して、建築の認可をしたのは行政なのだろうし、そのいい加減さが今回の地震に際して、同じ団地内でも限定された地域のみ大きな被害を出すという結果をもたらしたのだから、行政は自らのいい加減さに対してもっと誠実な態度で対応するべきだと思う。こんな事は、行政には通用しない理屈なのだろうか、と思う。電話で話を聞きながら、本当に腹が立った。天災ではなく、あきらかに人災なのだから。
期末考査の準備は終了。印刷を終え、教務部へ提出する。あとは、授業の進度だけ。明日、明後日と2学期も授業日は2日を残すのみである。古典Uの和歌は、やっぱり生徒の反応は今一つ。なんとも手応えがないので、ちょっと不安にすらなってくる。教材選択ややり方に問題があったか・・・、と考えたりもする。やっている当人ばかりが面白がっているみたいで、これもよくないことかもしれない。和歌については、今後、授業方法について考えていきたい。これで、俳句などに入ったら、もっと問題点は大きくなるか。
国語表現では、課題を早めに終えた人に俳句や短歌作りを勧めている。ちょっとだけ加点要素にして自由に作らせている。結構、多くの生徒が(加点に惹かれてか?)用紙の裏側に作品を作っていたりする。時には面白い作品が出来たりして、ちょっと紹介したりもしている。2学期最後の授業の時には、生徒の方からこれを使って句を作って、という要望が出て即席で作った。出された素材は「ブリーフ」。一瞬たじろいだが、ここで怯んではいかん、と思って作った作品が次のもの。「木枯らしの膨らませたるブリーフや」。結構、生徒には受けた。

【12月4日】
期末試験は、あと印刷をすれば良い段階まできた。点検も繰り返したので、ミスはないだろう、と思う。これは、明日の仕事とする。感想文は、あと3分の1くらい。2、3日で終われると思う。
学期末に向けて、仕事をこなしている状態。選択登録も、ほぼ終了。次の段階として、仮クラスの編成作業にそろそろかからなければならない。
とにかく前に進む他ない。状態は、最悪に近いのだけれども。困ったものだと思う。

【12月3日】
今日一日、家の籠もってしまった。『運河』句会が、今日は吟行会を兼ねているので、会員ではない身なので、遠慮することにしたためだ。句会のための句作をしながら、ノートをめくっていたら、今日の日程を書いた要項が出てきたのだ。天気は今ひとつで、いつ雨が降り出してもおかしくないような様子で、散歩にでるわけにもいかず、仕方ないので、期末考査の問題を作ることにした。
一応、データーなどは持ち帰っていたので、古典の大問題を1問と、国語Tの問題の点検と解答用紙作成を行う。結局、夕方までかかってしまう。これで、あとは古典Uの解答用紙を作れば、一応期末考査の準備は出来上がりという事になる。読書感想文の評価がまだ残っているので、それもやっておかなければならないのだが。1日のノルマを決めて、読み続けるという状態だ。
夕方、知り合いからTELあり。14日の『第九』当日、用事が出来て欠席するとのこと。毎年聞きに来て貰い、その後の宴会の手はずも取って貰っていたので、とても残念である。夕方、『第九』のチケットを親戚の人と岩城先生に送る準備をする。短い手紙を書き、チケットとチラシを入れる。ちょっと重いかな、と思うが、80円で行くだろうと判断する。大丈夫だろうか・・・?借りてきたビデオの「エル・トポ」という映画をちょっと見る。西部劇のような奇妙な映画。いわば「ジザスクライスト・スーパー・スター」の西部劇版みたいな映画。面白いような、見るのがちょっと重いような変な印象で、半分ほど見て一休み状態である。

【12月2日】
昨日は、午後出張。向島の府立商業へ。LINUXを使ったイントラネットサーバーの構築の研修。言われるままにクリックして、言われるままに打ち込んで、みたいな有り様でなんとも頼りない状態ではあったが、一応、コンピュータ同士をつないで、ファイルの閲覧が可能になるところまではやった。やってみると結構面白かった。研修を終え、小椋池干拓地を横切るようにして帰る。西山に日が沈むところで、干拓地らしく遠くまで見渡せるので、なかなか雄大な冬の没日となった。結局、1時間ほど歩いて帰宅する。
一休みしてから、ミューズのレッスンの為に市内まで出る。四条烏丸の近くの会場へ。9時前まで練習。なかなか順調に仕上がっているようで、指導の先生も満足そうであった。気持ちよく練習を終え、夕食がまだだったので、以前何度か行ったことのある「東錦」(錦市場の近くにある一膳飯やさん)という店に行ってみる。店じまい寸前であったが、入れてもらいご飯や鯖の煮付け、粕汁などで夕食。食べながら店のおばちゃんと話をする。面白い話で、食事をするだけのつもりが、気が付いたら1時間近く話込んでいた。なかなか面白い店である。
やっと1週間が終わる。職場の皆も疲れ気味だ。2学期の疲れが溜まっているのだ。午後、早めに帰る。試験1週間前でクラブ活動も休止状態となっている。帰る途中、ビデオ屋さんでビデオを2本借りて帰る。特別期間ということで、2本で210円。もっと借りようか、と一瞬思うが、やめる。明日は、『運河』城陽句会。ここ1週間、俳句は1句も作っていない。俳句頭になれる状態ではなかったのだ。俳句を読むのと、俳句を作るのと、頭の状態は明らかに違う。