日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。
一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。
2月分「日々録」
3月分「日々録」
4月分「日々録」
5月分「日々録」
6月分「日々録」
【7月30日】
岩井さんの句集、読了。『天行』『東籬』。改めて上手いなあ、と思う。そういえば、今月の『俳句』の句集評に『東籬』の評が掲載されていた。叙情性という点で評価されていた。今回、読み直してみて、第二句集の方が面白かった。第一句集は、老成した感じの作品が多かったのだが、そのことにかえってちょっと違和感を感じたのだが、『東籬』の方は、叙情性も含めて、岩井さんの身の丈に沿う作品が多くて、その違和感がほとんど無かった。
今日は、『醍醐会』で岩井さんの句集について、集中的に討議することになるのだが、僕は、身の丈という点で討論に参加ということになりそうだ。
【7月29日】
部屋を閉めきって、エアコンを緩めにかけて、午前中を過ごしている。数年前までは、扇風機だけの生活だったのだが、一度快適をおぼえるともう元には戻れない、ということが納得して頷ける。そのかわり、ここ2年ほど、夏になると汗疹に悩まされることになった。ベビーパウダーを買ってきて、背中につけるのだが、丁度真ん中辺りだけ塗り残ってしまうのが、残念だ。自然状態を離れると、体というのは、軟弱になっていくものなのだな、と改めて思う。
外は、熱風が吹いている。はるか南方海上の台風のせいではあるまいけれど。ただ、雲の様子は、炎天のふうではない。どこか、秋の気配を含んでいるように感じる。さて、午後はどうして過ごそうか。句集を読むのは、夜に廻すとして・・・。
「はまる」ということがあるが、NHKの朝の連続ドラマにはまっている。「私の青空」、面白い。土曜日にまとめて1週間分を見るのだが、面白い。内舘牧子の脚本と、キャスティングの巧みさを楽しんでいる。本当に面白いなあ、TV番組で待ち遠しいなんてのは、この番組と「お宝鑑定団」ぐらいだろうか。まあ、どうでも良いことなんだけれども。
【7月28日】
昨日は、生徒と同じ練習メニューをこなしていたら、胃の具合が変になってしまった(水の飲み過ぎかもしれないが)。昼食を食べにいつもの店に行って、親子丼を注文して、いざ食べようとしたら、ご飯が喉を通らないのだ。口の中でもごもごして、さあ呑み込もうとすると喉を通らない。無理に呑み込もうとすると、吐きそうな状態になるのだ。こんなことは、生まれて初めてなので、ご飯を口に入れての困惑状態となる。仕方ないので、さらにゆっくりと咀嚼して、だますみたいにして少しづつ呑み込んでいく。そんな風にして、丼一杯を30分近くかけて食べ終わる。胃にはちゃんと納まったので、安心する。
今日でクラブの練習は一段落。生徒たちは明日からバドミントン協会主催の2泊3日の合宿に参加するので、練習はしばらく休みとなる。実は、今週の練習は、合宿を想定して、基礎練習中心のメニューだったのだ。今日は、仕上げとして、久しぶりに試合形式の練習。3年生の先輩も、補習の合間に練習の手伝いに来てくれる。試合形式の練習の方が「楽だ」、ということをつくづく感じる。練習を終え、来月の国語研究会南山城支部の研修会の資料を作っていたら、2時過ぎになっていて、つい昼食を抜くことになってしまった。あまり食欲もないので、良いか、と思う。
復本一郎の俳句評論集を読了。結構、面白かった。そういえば、『俳句』にも人物評論を連載していたのだった。この人の古俳句の本も、実は1冊読んだことがあることにも最近になって気が付いた。俳句と川柳に関する評論も書いていたのではなかったろうか。一度是非読んでみたいものだ。折口信夫の著作も少し読んでいる。この間の研究会の余波である。難しいが、「何か」面白いのだ。明日は一日かけて、岩井さんの第一、第二句集を読まねばならない。しかし、読むことが、久しぶりに楽しいと思っているのだ。
【7月26日】
寝苦しくて、1時間毎に目を覚ましては、TVを付けて眠気がやってくるまで眺めるという事を繰り返しているうち、コンコルドの墜落のニュースに接した。5時過ぎのニュース。数日前に、尾翼の亀裂のニュースを聞いていたので、驚く。そんな風にして、今日が始まった。
出勤する。2学期の単位登録の準備として、「桐」の表に式を書き込んでなんとか完成し、試しに少しデータを打ち込んで見る。上手くいっているようで、安心する。9時過ぎから、クラブへ。今日は、基礎練習から参加。さほど暑くなくてその点は助かったのだけれど、体力の低下をつくづく感じてしまう。生徒は、練習メニューを平然とこなしているので、感心してしまう。12時過ぎまで練習。たっぷり汗をかき、途中一度Tシャツを着替える。同じ旧体育館で、卓球部も練習をしている。今日は、体操部は練習休みのようだ。卓球部顧問と一試合。負ける。多少、自己嫌悪状態となる。
昼食は、学校の前の喫茶店で。大汗をかいて、水をがぶ飲み状態ということで、食欲が今ひとつ。初めて、天丼のご飯を残す。お詫びする。帰宅後、先日の研究会の折、頂いた川柳の句集を読了。いままで抱いていたイメージが大きく変わる。でも、なかなか面白い。俳句が、完結した文芸とするならば、川柳は大きく開かれた文芸のような気がする。そういえば、研究会での発言の中に、川柳は575の後に見えない77が続く形式の文芸という様な発言があったのを思いだしたりもした。
【7月22日】
今日は、奈良の猿沢池の近くのホテルを会場にして、短詩型文学の研究会が開かれた。短歌、俳句、川柳、さらには専門外ながら短詩型文学に造形の深い大学教授など、総勢30名が参加しての研究会。今回は、折口信夫の作品(「うみやまのあいだ」「死者の書」を中心として)を通じて、各分野から折口作品に接近を試みるという主旨のもので、多角的に折口作品について検討が試みられた。
なかなか面白い集まりだった。今回初めての参加であったが、俳句以外の分野の人達がどのようなことを考えているのかが理解出来て、大変良かった。
2次会は、場所を変えての宴会。まさに談論風発という状態。特に、川柳の人の話が面白かった。短詩型文学で今一番元気なのは、川柳の人達かもしれない、などと思う。明日は丹後行きなので、岩城先生、加田由美さんと早めに会場を出る。
【7月21日】
昨日は、東吉野の天好園で、元『俳句研究』の編集長赤塚氏の慰労会と俳人としての第2のスタートを祝う会が催された。関西を代表する俳人を含め90名もの人達が集まる。天好園の中庭の四阿を会場にして、盛大に催される。知り合いの人達にも久しぶりに出会えて、楽しい数時間を過ごす。料理は鮎尽くし。天然物の鮎の、塩焼き、背ごし、天ぷら、それにバラ寿司や素麺など夏向きの料理。背ごしがぷりぷりこりこりとして美味しかった。宴終了後、一部の人達が残り、榛原駅の近くの寿司やで二次会。またまた大いに飲みかつ喰う。帰りの近鉄車内では、皆居眠り状態であった。
随分たくさん飲んだはずなのに、後に残らなかったので、なかなか「良い酒」だったのだろう。楽しい半日だった。ちなみに、天好園には最近茨木先生の句碑が作られており、宴会の前に見に行った。桜の古木を両脇に、立派な自然石に比較的小振りの文字で「水替えの鯉を盥に山桜」の句が彫られてあった。素敵な句碑であった。
吉野往復の電車の中で折口信夫の「死者の書」を読了。行きの電車の中では、舞台となる二上山が車窓から望見できた。随分以前に一度読もうとして、途中で放棄してしまった作品だったのだが、今回読み通してみて、なかなか面白い作品だと思った。さらに、歌集「うみやまのあひだ」を明日までに読まなければならないので、今晩はその読書に時間を使うことになるだろう。今日の事を書こうと思ったのだが、昨日のことが中心となってしまった。
【7月19日】
終業式の日。終業式、大掃除、LHR、そして、生徒は夏休み。教師は職員会議。会議後、うっかり他人の弁当を食べてしまう。注文したつもりで、実は注文していなかったのだ。食いっぱぐれた先生にひたすらお詫びする。午後は、単位登録の準備。今回も桐を使う。見よう見まねで桐を動かしている。2時過ぎからクラブへ。今日は参加者が少ない。一体どうしたのだろうか。
一学期を終えて、数名の退部者を出している。ひたすら勝ちを意識するわけではなく、かといってお遊び気分でもない、と言う微妙な地点で活動しているクラブなので、運営はなかなか難しいのだ。蒸し風呂の体育館のなかでの練習。座っているだけで、汗がダラダラ流れるような環境での練習。少々、バテル。30分ほど早めに練習を終了。後で体重を測ってみたらこの2時間で、体重が2キロ減っていた。全部、汗である。
明日は、東吉野の天好園で、赤塚元編集長の退職慰労会。茨木さんの呼びかけで、関西の俳人が大挙集合する。その末席を汚すことになる。一日おいて、奈良で俳人、歌人、詩人の集まりに。今回は、折口信夫の句集と作品を中心の話。岩城先生の紹介で参加するつもり。その後も、予定が詰まっていて、7月中は、東奔西走の日々になりそうな気がする。
【7月17日】
月食というのは、少し気味が悪いものだ。病んだ地球が月を蚕食しているみたいで、奇妙な気がした。こんな風に考えたりすることの方が、よっぽど奇妙かもしれないけれど。ある生物の先生は、子供さんと一緒に月食の始まりから、その終わりまで、観察をし続けたそうだ。後日、それをまとめて夏休みの宿題にするとか。熱心なものだ、と感心する。
昨夜の夢、やっぱりおかしな夢を見てしまった。薄気味が悪い夢なので、具体的には書かないが、ちょっとかなわんなあという思いにもなる。僕の深層の部分は一体どうなっているのだ、と思わず考え込んでしまう。せめて夜見る夢くらいは、のどかなものであって欲しいなどと思ってしまう。
今日は、授業は2時間。その合間に、1学期の赤点課題を作る。あまり過大な負担にならず、しかし、或る程度は努力してもらわなければ出来ないようなもので、しかも、実効力を持ったものを、などと欲張ったことを考えつつ作る。午後は、教務の仕事。成績会議のための資料作り。これがなかなか大変なのだが、5時前には出来上がる。気分転換を兼ねてクラブに。練習は、5時半には終わったが、その後、男子だけ残って(と言っても総勢2人なのだが)、3人総当たりの試合を行う。結果は、0勝2敗。生徒には、勝てない。たっぷり汗をかく。帰宅途次、水分補給を行う。美味。
【7月16日】
非常に変な夢を見た。そのせいで、一日中、その夢の断片が頭の隅にひっかかって変な気持ちであった。さて、今夜は、どんな夢をみることになるのだろうか。
半日、ぼけーとして過ごす。午後、つい30分ほど、本気で昼寝したりもしていた。気をとりなおして?京都駅まで。23日の丹後行きの往復の指定席を取りに行く。岩城先生の『冬焉』出版のお祝いを兼ねた「いさなご句会」のために。丹後もそろそろ観光シーズンに入るので、念のため指定席を取っておくことにしたのだ。ついでに、アバンティーの本屋さんで、小川氏の詩集を探すが、なかった。取り寄せになるので、それなら行きつけの本屋にお願いしようと思い、俳句評論の本を1冊買う。夕食用にサンドイッチも買って帰る。
そろそろ『燕巣』の10句を作らなければならない。昨日、今日で別口を10句ほど作っていたので、少々、句作りは疲労気味。今夜は、皆既月食だそうだ。宵山の日の皆既月食なんてそうそうあるものではないだろう。ベランダから外を見ると、蒸し上げたような満月が東の山の上に昇っている。8時過ぎくらいから月食が始まるらしいので、しばらくは、眺めることにしよう、と思う。
【7月15日】
2時間連続の授業を終えて、年休を取り、いつもの病院へ。今日は、薬を貰いに行く。4週間分。ただ、来月はお盆の前くらいに薬がなくなってしまうので、近々にもう一度薬を貰いに行かなければならない。少々、面倒である。へたすると、こんな調子で一生病院通いか、などと考えると茫洋たる気分にもなる。母を始め、弟も甥っ子も病院と縁が切れない状態なのが、ちょっと複雑な気分である。
1時過ぎに帰宅。早速、洗濯をする。暑いので、一日上からしたまで2回くらい着替える、さらにクラブやジョギングで汗をかいたものまであって、洗濯物が短期間にどんどん溜まってしまう。今では、クリーニングにも全く出さないので、その分の洗濯物も多くなるのだ。天気は曇天。とにかく蒸し暑い。そういえば、今夜は宵宵山ではないか。もちろん、出掛ける気はないのだが。
岩城先生の句集『冬焉』が出る。1ページ1句、200句あまりの句集。『春輝抄』を除くと第4句集となる。表現面で大きな試みの行われている句集。HPでも、少しずつ作品を紹介していきたいと考えています。岩城先生から余分に2冊句集を頂いているので、希望される方がおられれば、先着2名に無料でお送りします。読んでみたいと思われる方、メールをお送り下さい。
【7月14日】
FAXを入れ、電話で確認があって処理は終了。気分はかえってすっきりした。広言できるような内容ではないので、こんなぼかした書き方になってしまうけれど、考えてみれば、随分間抜けなミスでもあったものだ。
清水さんから句集を送って頂く。『微苦笑』という題の句集。清水さんの句集らしい良い名前だと思う。『木語』主宰の山田みずえさんが命名されたとのこと。清水さんの句は、日常吟が多いけれど、そこに軽い可笑しみがある。
午前中は授業。午後は教科会議。1学期の成績会議。その後、成績伝票を教務部へ提出して、国語科主任の仕事は終わり。その先は、教務部の一員として、伝票処理の仕事に係る。5時杉に終了。クラブへ顔を出す。蒸し風呂の体育館で1時間程、練習に参加。2試合こなし、1勝1敗。約1リットルの汗をかく。しかし、気分は悪くない。
【7月12日】
恐らく、一生に何度とは犯さないだろうミスを犯していたことに、昨夜になって気が付いた。どう対処してよいのか、思案にくれ、やがて、決断を下す。かなり大きな断念をともなう決断となった。しかし、仕方がない。
その後、眠れず、落ち着かない思いでベットに横になっていた。夜中の2時過ぎに、ともかく落ち着くつもりで、関係する所へFAXを送る。文書化して送った方が良いのでは、と考えてのこと。非常識な時間だったが、あえて送る。
今日一日、何となく耐える気持ちで、仕事をこなしていた。かえって仕事に集中している時の方が気が楽だった。夕方になって、気持ちが落ち着く。とりあえず、岩城先生に電話を入れておく。
【7月11日】
期末試験が終わり、テスト返却を兼ねた午前中の授業。40分の5時間授業。暑い。古典の2時間連続授業となる。1時間はテスト返却と解説。2時間目は、1学期の総括ということで、感想を書いてもらう。作品評や、授業に対する意見・感想、実習生についてのことまで出てきて、結構面白かった。
午後は、クラブの卒業写真を撮り、2年の担任会に出席し、その後、今週の金曜日のLHRの選択登録説明会の為の資料作りと印刷に時間を使う。夕方には完成。暑かったけれども、久しぶりに近所を走る。太陽ガ丘周辺は緑も多く、気分良く走れる。大汗をかいて帰着。しばらく汗を鎮めてから帰宅する。
梅雨の頃には素晴らしい夕焼けが見られる時があるのだが、今日がそんな日だった。西山に夕日が沈んで後、空の半分が夕焼けに赤く染まり、その色彩美は素晴らしいものだった。あんなに様々な色合いの赤が雲に反映されている情景は、かけがえのないもののように思われる。電車内で、本も読まずに夕焼けを眺めていた。良い一日の終わりだと思う。
【7月10日】
色々あって、あっという間に10日になってしまいました。この間は、ミューズ『創生記』に明け暮れしたような気がします。水曜日に指揮者レッスン、金曜日に京響の練習場でのオケ合わせ。指揮者の十束氏の要請で、練習時間が30分繰り上がる。この日に、初めて『創生記』の全貌が明らかになる。この日は、ソプラノが抜群に良かった。ミューズのソプラノの本領が十二分に発揮されていた。
土曜日、本番。1時半に小ホールに集合。2時より声だしと、練習。全体を軽く流す。4時からゲネプロ。コンサートホールの本番舞台で、ソリスト、京響のメンバーと通しの練習。発声に問題ありと指摘される。ピアノではなく、オケでの歌の出の部分にも問題あり。ゲネを終え、着替えと軽い夕食を取る。6時半。再び小ホールに集まる。本番まで1時間。最後の練習に入る。問題部分をさらう。最後に指揮者で、今回の『創生記』の作曲者でもある葛西先生からの話。一瞬、言葉を詰まらせる葛西先生に、会場はシンと静まる。やがて、時間となる。整列して本番会場の大ホールへ移動。明るい照明の下、本番舞台に立つ。会場は満席。横の座席にも人が座っている。そして、本番。
拍手とブラボーの声の中で本番は終わる。大きな祭が一つ終わった、という感慨あり。もう一歩、という思いの中で、本番を終える。歌い終わった。しかし、もう一歩、大きな飛躍が欲しかった。世界が変わる瞬間に、手が触れそうになって、しかし、その時、『創生記』は終わった、という印象。贅沢な願いだと思う。
【7月5日】
試験2日目。国表の試験。午前中のうちに、前日の古典Uの試験の採点終了。午後は、国表の採点にかかる。作文を書かせる問題に結構時間がかかったが、夕方までには、採点終了。一旦家に帰って、洗濯をして、外は酷い雨降りなので、室内に干してから、ミューズの練習へ行く。今日は、指揮者レッスン。久しぶりに十束先生の顔を見る。7時過ぎからはじまった練習は、休みなしで9時前まで。しかし、数曲を残したまま練習時間が終わってしまう。時間の打ち合わせが、事務局との間できちんとできていなかったようだ。なんとなく不安な感じを残しての終了。後は、金曜日に京響の練習場でのオケ合わせ。そして、土曜日の本番ということになった。
京都駅前の店で鰻を食べる。その後、1時間ほど歩いて帰宅する。夜風が涼しく気持ちが良い。うっすら汗をかいて帰宅。水風呂に入る。気持ち良い。
咳が取れない。気管支が変なのかもしれない。合唱本番が近いのに困ってしまう。藤田氏より留守電。ゴルフの誘い。『燕巣』よりエッセイか紀行文ということで依頼あり。原稿用紙3枚か6枚とのこと。「藻の花」のことを書こうか、なんて思ったりしている。季語とは何か、という事を考えるきっかけになったので。
【7月4日】
今日から2年生は3泊4日で北海道への研修旅行。1、3年生は1学期の期末考査。早速、1年生の国語Tと3年生の古典Uの試験3クラス分が返って来る。午後から、採点作業。夕方までかかって、国語Tの採点は終了。その後、久しぶりにバドミントンをする。咳がまだ完全には抜けていないので、ちょっとシンドイ。しかし、バドミントンは面白い。蒸し暑い体育館の中で、たっぷりと汗をかく。その後、汗がひくまで採点を少しやって、七時前に帰宅。途中、ビールで喉を潤す。汗をかいた後のビールは、文句なく美味。
帰宅後、風呂に入り、今週末のコンサートのチケットを郵送する準備をする。10枚準備していたが、結局、二枚残ってしまった。s席。ブラスバンドの生徒に、無料で進呈します、と顧問の先生から広告してもらっているのだが、希望者がいない。京響の『悲愴』を聞くだけでも価値はあると思うのだが。
昨日は、月曜句会。季語に付いて、無知さを露呈してしまう。「藻の花」について。景がおかしいとの評を受ける。作品は、今日の稔句に掲載。ご批判下さい。
【7月2日】
6月30日消印有効の某俳句賞に投稿する。今回で2回目。前回は、歯牙にもかけられないような有り様だったけれど、今回はどんなものだろうか。2泊3日で熊野に吟行に行った折の作品を中心に50句。さてさて・・・。
今日は梅雨の晴れ間の一日になりそうだ。午前4時ころ目が覚めて、ベランダに出てみる。薄明の街を眺める。それにしても、夜明け前なのに、蒸し暑い。早朝の玲瓏感などまるでなし。そそくさと部屋に戻り、二番寝入りする。
今日は、午後から練習。「運河」の句会もあるのだが、今回はミューズの方を選択。50句の疲れも少しあるのかもしれない、とも思う。それにしても、今回の50句は、「運河」句会に参加させていただいたことで、様々に影響を受けた作品が揃っているような気がしている。
【7月1日】
7月に入った。暑い日が続く。さすがに、職員室にもクーラーが入っている。しかし、皮肉なことに直りきらない風邪のせいで、クーラーの中途半端に冷たい風に当たると、咳が止まらなくなってシンドイ。授業にも、とうとうタオル持参。そうでなくても汗かきなので、ハンカチなどものの役にたたないのだ。以前「糞袋とはラブレーの言汗袋」という句を作ったことがあるが、本当に「汗袋」になったような気分だった。
昨日はミューズのレッスン。本番まであと4回の練習。後がないという思いの中での練習。どうしてこう出来不出来がはっきりしているのか。そこが、素人集団の辛いところなのかもしれない。咳をこらえながら、練習に参加。しかし、他にも夏風邪を引いている人が、何名かいるようだ。練習は、ずっと何かが足りないという思いの中で進んでいった。その「何か」が一体何なのか、説明はし難いのだが、素人合唱団が「化ける」瞬間というものは確かにあるのだ。その瞬間その「何か」が働いているはずなのだが、今、その何かが、まだ足りないのだ。一体、どうなるのだろうか、と思う。日曜日の特別練習、水曜日の指揮者レッスン、そして、金曜日の京響との練習。そして、本番。来週は、合唱のための1週間となりそうだ。試験週間にはいるのだが。
土曜日、6時までかかって、試験を二つ完成する。とりあえず、火曜日の試験には間に合った。あとは、国語表現の試験を作るだけである。病み上がりとはいえ、よくやったと自分で自分を褒めてあげたい、ような気にもなる。食欲がないので、今晩も、缶ビール2本が夕食となりそうな雰囲気だ。