日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。             
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。             
一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。

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【6月28日】
色々な条件が重なって体調を崩してしまった。3日間ほど寝込む。夏風邪だと思うけれども、熱が高くてなかなかしんどかった。今日になって、どうやら調子は、回復傾向。ただ、ちょっとまだふらふらしている。この間、1週間、全く書き込みも出来なかった。
今夜、一晩ゆっくり休んで、(昨夜は、発熱のため神経が変に高ぶってほとんど徹夜状態となってしまった。氷水で冷やしたタオルを頭にあてているのだが、やがて、ある言葉や文句が頭に固着したみたいな状態になって同じ事を何度も何度も勝手に頭が考えているのだ。一種の熱暴走なのだろうか、などと思いつつなんともうっとおしかった。こんな事もあるものだ、と少し気味悪く思った。)明日に備えたいと思う。授業の進度が狂ったので、期末考査の範囲も変更しなければならない。試験自体も作らねばならないのだが、全くの手つかず状態である。色々考えると、病気がぶり返しそうな気分になる。
ともかく、ゆっくり休もう。寝込んでいるとき、一番困ったのは食事。食欲は、ほとんどなかったが、ともかく食べねばと思い、無理矢理食べていたが、味がほとんど感じられなくて、文字通り味気ない食事の繰り返しだった。それがつらかった。

【6月21日】
実習生からメールが来る。学生に戻って、「平和に」過ごしているらしい。実習期間の緊張感との落差の大きさを感じているのだろうか。学生生活も、後、半年。卒業や就職に向けての忙しい日が再び始まるのでは、とも思っている。
今日は、午前中は授業がない、という変則的な時間割の日。授業の準備の方はすでに出来ているので、分掌関係の仕事をする。実習生の評価表を完成する。各項目の評価はすでに出来ていたのだが、講評をどう書こうかと数日考えていたのだ。今日書き上げるつもりで取りかかる。評価できる点は評価し、問題点についても率直に書くこととする。さらに、今後の方向性について自分なりに考えた事を書く。平成13年度の選定教科書の教務提出書類を作る。先日の教科会議で選んでもらったもの。一部新規採用という内容。明日の1年生の担任会に向けての資料作り。来年度の登録選択についての資料。新たに作らねばならないものもあり、結構時間がかかる。担任分の増し刷りを終えて、準備終了。国語表現の作文を読む。新聞の断片から題材を探しだし、作文を書くというもの。なかなか面白い文章が多かった。以上で、午前中の仕事は終了。午後は、1年生の授業が2時間。
『俳句研究』少しずつ若手俳人に照明を当てようとしているのだろうか。そんな印象を持つ。鼎談の中で、「醍醐会」の岩井さんの事が話題になっていた。伝統的でありながら新しみが表現されているところが面白い、とのこと。その評には賛成する。それにしても、句集を出さなければ、いかんかなあ、と思ったりもしている。俳句のデータベース化は続けているが、すでに1300句近くの作品数になった。それらを絞り込んで300句の句集が出来ないものか・・・。

【6月20日】
(昨日の続き)午後、ミューズのレッスンへ行く。市立音楽高校へ。阪急の桂駅からタクシーで15分。老の坂へ向かう途中の丘の中腹。こじんまりとした学校。3階のホールへ。反対に観客席がある立派なホールだった。練習は1時半から4時半までみっちり行われる。ソプラノとテノールがずいぶん良くなってきている。クーラーが入っているにもかかわらず、指揮の葛西先生はすっかり汗まみれである。作品は、かなりいい感じに仕上がりつつあるように思う。
4時半で一旦終了。その後、5時半まで追加練習があるのだが、そちらは遠慮する。1時間程歩くつもりで、とりあえず阪急桂駅を目指す。西山が間近に迫り、自然の気が感じられる街並みを少し早足で歩く。「創生記」を口ずさみながら歩く。良い気分だ。1時間弱で桂駅へ。もう少し歩きたい気もするけれど、ここで終了とする。
今日は、火曜日。やたらに暑い。苦行に近い授業となる。全身汗袋という状態で授業を進める。午後の連続2時間授業。結構面白い授業のような気がしているが、そんな時は往々にして独りよがりにダメな授業なのである。猛省せねばならない。放課後は、明日の授業の準備。暑さのあまり、早々に短パンTシャツのクラブバージョンのスタイルとなる。4時半過ぎで準備終了。クラブへ行く。3年生は事実上引退なのだが、男子が2人練習に参加している。結構楽しそうである。バドミントンが好きなのだなあ、と改めて思う。その一人とダブルスを組んで現役生と試合。3戦全勝であった。良い気分である。6時半過ぎに練習終了。暑いこともありかなりへたばる。帰宅して体重を測ったら、いつもより2キロ近く体重が減っていた。もっともその後のビールでかなり挽回したとは思うのだけれど。

【6月18日】
目が覚めると8時前。こんなことは、数年ぶりのことで、なんとなく嬉しかった。それにしても、眠い。冷たい水で顔を洗って、やっとすっきりする。
今日は、ミューズの日曜レッスンが午前中からあるのだけれど、用事と『燕巣』10句の宿題があるので、午後から参加することにする。今週末から、東京の親戚が遊びにくるので、貸し蒲団を頼んだりもする。梅雨の晴れ間なので、洗濯も終え、ともかく10句作らなければならない。
今日の新聞を読んでいると、亡くなられた俳人の飯島晴子さんの追悼の文が掲載されていた。今月号の『俳句研究』に近況のインタビュー記事が載っていたりして、ちょっと感慨深いものを感じた。老人性鬱病による自殺という事を、先日の新聞の死亡欄で読んでいたので。

【6月17日】
早く帰ろうと思っていたのだが、結局、学校を出たのは6時前だった。クラブに顔出しをして、そのまま練習に参加してしまったからだ。3年生と2年生の一部は、学校対抗戦で京都府大会の方へ参加しているので、練習に参加しているのは1・2年生の女子ばかり12名ほど。基礎練習の後、ダブルスの試合。その間、手の空いている生徒と打ち合いをする。足腰が、ややあぶなっかしいな、と思う。捻挫しないように注意しなければ。
いつもの店に立ち寄り、軽く一杯。その後、久しぶりにパチンコへ行く。結果は、○。ほろ酔い状態で帰宅する。
昨日は、ミューズの練習。仕事を終え、1時間ほどかけて練習場所へ。疲れたが、しかし、良い練習だったように思う。特に、ソプラノが良かった。ミューズらしい良い響きのソプラノの歌唱だった。明日も、日曜レッスン。午前10時からなのだが、午前中は参加出来そうにない。午後から、と考えている。50句は現在46句まで。差し替えたい句が10句ほどあるのだが、これは仕方ない。さらに『燕巣』への10句の締切が迫っている。どうしたものか、と考え込んでしまう。

【6月15日】
授業は2時間。その後、年休を取って病院へ。いつもの検査と4週間分の薬を貰いに。ちょっと遅めの昼食。いつものラーメン屋さん。いつもの味噌ラーメンを注文する。通院の楽しみはこれ。ただし、ラーメンの汁は最初の二口ぐらいしか飲まない。それが寂しい。
そのまま帰宅。今週末の「いさなご句会」の欠席投句用の作品5句を準備する。なんとか準備して速達で送る。さらに50句の残り5句を考える。しかし、出来ない。途中、先日宅配便の持ち帰り品を今日再配達して貰うことにしていたのが、持ってくる。知り合いの、長男誕生の内祝いだった。夕方まで頑張るが、結局、1句も出来ず。
気分転換を兼ねて、夕方走る。調子はいま一つ。日によって調子がずいぶん違うのが分かる。昔に比べると、全くダメになってしまった、と思う。最近は、走るのがしんどくなってきている。それも、情けないことだと思っている。なんとなく、愚痴っぽくなってしまったが。

【6月14日】
教育実習は、本日で終了。放課後、実習生達とのまとめの懇談会。三者面談の時期と重なったため、教員の参加が極端に少なかったのが、ちょっと残念だった。せめて担任外の先生、もう少し参加して欲しかった。研究授業のこと、2週間を通して感じたことなどが各実習生から話された。現実問題として、教員の採用は大変厳しい状態ではあるのだが、この中の一人でも二人でも、教壇に立つことが出来る事を願っている。
1週間ぶり位に、授業をする。変に肩の辺りに力の入った授業になってしまったような気がしている。授業って、大変なんだ、と改めて思う。
同和学習と研修旅行の事前学習の手伝いで、教務のメンバーでアイヌの着物の模様(呪術的な意味があるとのことだが)を色紙で作る。紙の折り方があって、その通りに折って後、鋏を使って一定の形を切り取る。それを広げると思いがけない程の綺麗な模様が現れる。皆、それにはまってしまってしばらく模様作りに夢中になる。10クラス分の模様見本が30分ほどで出来上がる。なかなか面白かった。その後、クラブに顔を出したり、少し走ったりして7時半頃、退勤。帰宅後は、風呂に入り、晩御飯。今晩は休肝日。なぜか、やたらと眠くなる。

【6月13日】
研究授業終了。ご苦労様、という感じ。ちょっと疲れた。本人は色々批判もされたようだけれど、僕としてはよくやったね、と評価したいと思う。明日、漢文のまとめをして、授業はすべて終わるけれども、濃密な時間を経験したのではないかと思う。
一人で飲みに行く。久しぶりにビールではなく、お酒を飲む。鳥肝、塩鯖、破竹(若竹のたいたもの)、でゆっくり飲む。
ほわりと酔っぱらって帰宅する。今夜は、もうなにもする気はない。50句は、昨日、なんとか43句まで出来た。今日は、もう良いと思う。

【6月11日】
また、5時に目が覚める。別に休みでうきうきしている訳ではないのだが。外は、もう明るくなっている。雨模様の空。窓を開けて外気を入れる。ひんやりとした湿った空気が、部屋の中へ流れこんで来る。
午前中、眠い。しかし、眠れない。高浜虚子の『虚子自伝』を読む。ここ1ヶ月ほど、中断しつつ読んできたもの。午前中のうちに読了する。面白かった。虚子は、やはり小説家的気質があるような気がする。それが、虚子の俳句を面白いものにしているのではないかな、などとふと思ったりもした。
昼前には、雨は上がっていた。雲が少し高くなっているので、夕方くらいまでは降らないのではないか、と思う。ちょっと外出してこようか、などと考える。30句作るはずの俳句、とりあえず21句までは出来た。あと9句。以前作っておいた句と合わせて、ともかく50句にはなる。

【6月10日】
土曜日。一息つく。年のせいか(?)、5時くらいに目が覚めて、もう眠れない。しかたないので、テレビを見る。藍染めについての、ドキュメンタリー番組をやっていた。面白かった。子供を育てるように、藍瓶で慈しんで藍を発酵(というのだろうか)させる様子は、初めて見たが、感動的だった。清冽な川の流れで初めた布を洗うとき、鮮やかな藍の色が、パッと流れにひろがるのも綺麗だった。60年間、藍染めの仕事に携わってきたお婆さんとその嫁の姿とその表情も印象的だった。豊かというのは、こういうことを言うのではないか、と改めて思ったりもしたものだ。
ただ、そのせいで、結局眠れないままに6時には起き出す。コーヒを入れ、朝食を食べる。これじゃ、いつもの朝と変わらない。外は、高曇り状態。昨日、梅雨に入っての今日だから、今ひとつ冴えないこの天気も仕方ない。
昨日は、ミューズの練習。出来は良くない。本番まであと1ヶ月。このままでは、惨憺たる結果となるだろう、と暗ーい思いになる。とても良い曲なのに、その初演が今のままではとてもおぼつかないと、とても気がかりである。一日を終え、ぐったりして帰宅。疲れた一週間だった。

【6月8日】
めったに頭痛になどならないのだけれど、今日は、朝から頭が痛い。右前頭部の痛みが2時間ほど続き、やがて今度は左前頭部の方が痛み出しす。ちくちくするような痛みで不愉快だった。午後になってどうやら納まる。実習生は、今日は4時間授業。午前中の国語Tの授業はなかなか良かった。昨日に比べて随分良くなっていた。しかし、午後の古典2時間連続授業は、大いに問題ありの授業となってしまった。放課後、掃除を終えての話し合いの中では、随分厳しい事を言ってしまった。しかし、今日は、仕方ない。
叱ったあとは、ぐったり疲れてしまう。早めに帰りたかったのだが、ブラバンの鍵を預かることになっていたので、6時半過ぎまで待つ。職員室では、来週から始まる三者面談の準備で担任の先生が残って、成績の入力作業を行っている。2年担任団は、7月初頭の研修旅行に向けて、最後の詰めの会議を行っていたようである。鍵を受け取り、実習生の様子をちょっと覗いて、帰宅する。
疲れている。シャワーを浴び、洗濯をして、ドライをかけた部屋で干す。今日は、休肝日。もう、眠い。

【6月7日】
いつの間にか、7日になっていた。又、時間が、流れ出したような感触。実習生の授業も2日目、実習生の奮闘の姿が目立っている。しかし、現実は、なかなか厳しい。彼らの頑張りに期待したい。今日は、クラブを終えて、7時半まで実習生につき合う。授業の進め方で苦労している。基本的な教授内容はきちんと押さえているので、実際の授業の展開の仕方が大きな難所になっている。
ちょっと疲れたので、いつもの店に立ち寄る。若主人から、魚介類の仕入れの苦労の話などを聞く。サラダと鰻のきも、鯵の塩焼きを注文する。軽く飲んで帰る。
通勤の電車の中では、『俳句現代』を読んでいる。角川春樹事務所編集・発行の雑誌。面白いとは言えないが、つまらないという訳でもない雑誌。誌代は少々高い。ページ数を含め、あまり重くないので読んでいる。昨夜は、6句作る。30句まで、まだまだ先は長い。今日は、こんな状態なので句作は困難かもしれない、と思う。でも、作ってみるけれども。

【6月4日】
月曜日。朝方の夢見が良くなかったせいか、眠くて仕方がない。授業は午前中2時間、その後、教科会議。空き時間は、小テストの採点と、作業プリントの点検、さらに、実習生の指導案の点検と打ち合わせ。午後も、その継続。6限授業。修辞上の技巧について、やっと終了。次回から作業。放課後は、進路補習。その後、さらに実習生の指導。板書について、その練習につき合う。
気が付いたらすでに、6時を過ぎていて、月曜会句会をパスする事となった。昨日は引率のため『運河』城陽句会を欠席し、今日は今日で、欠席。今月の『いさなご句会』は、第3土曜日の為参加できず、今月は1度も句会のない月となってしまった。こんなことは、久しぶりのことだ。
明日から実習生が授業をすることになる。さて、どうなるのだろうか・・・。ちょっと心配ではある、が、まあ、なんとかなるだろう。

【6月3日】
バドミントンの引率。偶然生徒達の乗った電車に乗り合わせ、一緒に会場へ行く。試合は9時から。4ブロック各3校対抗で、ブロック上位2校が府大会へ出場できる。シングル3試合、ダブルス2試合の勝ち数で決定。本校は、洛陽総合には5ー0で勝ち、洛星には1ー4で負け。しかし、府大会への出場は決定する。
試合は、昼過ぎには終わり。現地解散する。近くのレストランで昼食をとり、二条城から御池、寺町、電機街さらに、京都駅まで歩く。2時間弱の歩き。天気は良いのだが、涼しい風が吹いていて、歩くのに気持ちが良い午後だった。山に行きたいな、と思った。
帰宅後、昼寝をする。窓を開けておくと、涼しい風が吹き抜けて気持ち良い。昼寝で、本当に眠り込んだのは久しぶりのこと。目を覚ますと、夕焼けの色が部屋の壁にさし込んでいた。

【6月3日】
授業は2時間。実習生が見学に来ているので、ちょっと緊張している。1限目は、古文入門。2限目は古典文法。生徒は少々疲れ気味の様子。
3・4限は、2時間をかけて、月曜日の教科会議のレジュメ作り。毎回、何故こんなに時間がかかるのだ、と思うのだが、色々考えて作るのでこのくらい時間がかかってしまうのだ。
午後は、選択登録の説明会資料を2種類作り、その後、クラブへ。明日が、学校対抗の京都府予選なのだ。5時半までの予定が6時となり、退勤したのは6時半頃。これじゃ、平日と変わらない、と思う。明日は、クラブの引率で両洋高校まで。帰宅後は、洗濯。入浴。その後、ビール飲み、夕食代わりとする。あまり、健康的な生活とは言えないかもしれない。6月に入り、そろそろ、まとまった俳句作りにかからなければ、と思う。熊野関係をモチーフにして、出来れば、30句、作りたいと思っている。

【6月1日】
久しぶりの授業。と言っても、テスト返却が中心。公開授業であることを忘れていて、見に来てもらった先生方に申し訳なかった。午後は、古典二時間授業。テストを返し、漢文に入る。『十八史略』より。短いけれども、扱いによっては面白くなるかも、と思う。
実習生が来る。k君。まじめそうな学生さんである。事前に話し合った時、教材を指定して、あらかじめ準備しておくようにと言っておいたら、きちんと準備してきていた。『羅生門』と漢文。幾つか問題点を指摘する。漢文の方はかなり戸惑いがあるようだ。授業は来週から。
一日、蒸し暑かった。そのせいか、体調が今ひとつで、早めに帰宅。夕日の沈む方角が、1月前と随分違うとつくづく思う。帰宅後、ブリ大根を作る。見た目は今一、味はかなり良い。大根が美味。今日は、休肝日とする。早めに寝よう、と思うが、『十八史略』が面白いので、また夜更かし、となるかもしれない。俳句関係の本ではないのが良いのかもしれない、と思う。