日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。
一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。
6月分「日々録」
7月分「日々録」
8月分「日々録」
9月分「日々録」
10月分「日々録」
11月分「日々録」
12月分「日々録」
1月分「日々録」
【2月29日】
400年に一度の閏日だとか。今日で2月も終わる。明日は、3月1日、卒業式のとりおこなわれる日である。今年は、卒業の歌(「翼を下さい」らしい)を歌うという新企画が盛り込まれるらしい。今日は、式予行の日で、歌も練習して、結構うるうる来た子もいたらしい。
こちらは、授業以外は、クラス編成作業を続けている。もうどれくらいこの作業にかかりっきりになっていることだろう。今日は、さらに、「桐」のレポート作りも教わる。これもクラス編成作業に関係してくるかもしれないので、その準備として教わった。なんとか出来そうである。
疲れたので、早めに帰る。夕食の買い物をして、電車の中では『俳句』を読み、帰宅後は、風呂に湯を入れつつ、豆腐の味噌汁など作る。ほうれん草もちょっと入れる。具の多い田舎風の味噌汁が好きなのだ。風呂に入って、いつものように本を読む。のぼせないように、出たり入ったりを繰り返しながら、30分位PC関係の本を読んでいた。
たっぷり汗もかき、ビールを飲み、夕食。〆鯖が美味。片身で600円くらいするが、美味しい。食後、九州の兄にメールを送る。最近、HPの日記が更新されていないので、どうしたのかとの消息文。
【2月27日】
土曜日は、丹後の「いさなご句会」へ行く。蟹のシーズンのせいか、行きの「橋立1号」は満員状態だった。綾部辺りから雪が増え始め、福知山から宮津へ抜けるトンネルを過ぎると、周りは白一色の世界となる。昨夜、句会のために「いざ春の雪見にいかん与謝郡」という芭蕉の句が下敷きになった挨拶句を用意しておいたのだが、思っていた以上に深い雪で、ちょっと驚きもした。車中で「新雪のすぐに汚るる大路かな」という句も作った。丹後の雪の白さが本当に目に沁みた。
句会は、なかなか面白い作品が発表され、それらの句に伴う話し合いも生き死にの話から柿渋の話まで多彩で、時には大笑いしながらの楽しいものとなった。丹後に来た甲斐があった。帰りの電車の中では、俳人協会が教科書会社へ行った「無季俳句」排除の要請問題についての話が中心になった。俳人協会には協会としての立場があろうけれども、教科書会社への要請は教科書編纂に際しての圧力の一つになるのでは、とも考えられる。教科書を通じての俳句指導に関しては、文学史的な面も含めて様々な作品を生徒には紹介すべきではと思われるので、その点で「要請」は問題ありと思われる。京都について、四条の韓国料理店でごちそうになる。どうにも申し訳ない気持ちになる。韓国のドブロクは飲みやすくて大変美味であった。
日曜日、カコナールの効果か、体調は回復。郷里よりTELあり。皆風邪が長引いているらしい。特に甥っこが、咳が納まらずにしんどいらしい。心配である。
午後、岩城先生の作品を含む小さな展覧会が行われているということなので、市内にでる。会場を聞いていたのだが、それが見あたらない。1時間ほど四条から三条辺りをうろうろし、わからず、岩城先生に電話で確かめようとしたが、電話が通じずに諦めることにした。仕方ないので散歩に切り替えて、錦市場や寺町筋あたりをぶらぶらする。電機街へ行き、PCを見たりする。デスクトップパソコンが1台欲しいのだが、今一つ決心がつかない。その後、京都駅まで歩く。
【2月25日】
調子が悪いな、と思っていたら、やはり熱があった。その上、学年末考査の監督表にミスが見つかり、手直し作業をすることになった。
修正と点検で時間を使い、6限のLHRは担任の代行で、寒い体育館で1時間。ヘロヘロ状態で早退する。帰宅後、カコナールを飲んで寝る。一眠りしたら、ちょっと回復。
明日は、丹後での『いさなご句会』の日。雪の丹後が楽しみだったのだが、体調が万全でないのが、気がかり。
ミューズ『創生記』の練習は休む。『雪華』の投句〆切が迫っているので、蒲団の中で句を考える。昨夜6句、今日4句。清書をして、明日、投函する。北海道旭川、3日あれば、大丈夫だろう。
【2月23日】
相方がクラス編成作業に参加してくれて、問題点の緩和の糸口が一つついた。ただ、根本的な解決は、どうやら難しく、どこまで調整できるか、という辺りでの作業が今後の中心になりそうな気がする。
放課後は、進路部の研修だったのだけれど、外部講師さんが来る日なので、担当の人と交代してクラブの方へ行く。前半は、基礎トレーニングで、1時間程ジョギング、ダッシュ等に一緒に参加するが、正直キツカッタ。久しぶりにヘロヘロ状態となる。後半は見学?じっとしていると寒いので、生徒が練習している横で、フットワークの練習などする。
6時過ぎに終了。後半は、何もしなかったのに、足はガクガク状態だった。しかし、気分は最近になくすっきりとしていた。ここしばらくは、数字とににらめっこが続いていて、神経が疲れていたのだろう。体の中の毒素が、ヘロヘロ状態の中で(冷)汗と一緒に排出されたのだろうか。
7時過ぎに帰宅。風呂に入り、読書。その後、軽くお酒を飲み、夕食。酔いの巡りとともに、リラックス気分を楽しむ。今日は、良い一日だったのだろう。
【2月22日】
やっぱり大きな問題点があった。そのため、その修正作業に夕方までかかり、結果としては、どうも修正が完全には効かないような問題点だ、という感触が残った。初期段階での人数配分に問題があった様に思う。全体の組み直しとまではいかないと思うが、明日から、対策を考える。最悪の場合、選択講座の人数配分に若干の(1、2名の)アンバランスが生じるかもしれない。
ともかく疲れた。今日の収穫は、なぜ、そうなるのか、がおぼろげにわかった事か・・・。駅まで車で送って貰う。目のピクピクが直らない。
神経が疲れているので、ともかく寝ることにしている。昨日もおとといも、結構、良く寝た。寝ると良く夢を見る。今朝も、合唱の夢を見た。『創生記』の練習をしている夢。なぜか、あまり熱心ではない自分の姿が気になった。
そろそろ、『雪華』に向けて、作品10句、準備を始めなければならない。
【2月21日】
前任校は、今、北海道のニセコにスキー研修に行っているのか。数年前は、白馬の栂池が恒例のようになっていたのだが。
今日は、授業は午後の2時間。午前中は、学年末考査の監督一覧作りに時間を使う。土曜のうちに、一応の原案は作っていたのだが、手直し部分が何カ所かあり、また、相方の点検で不備な部分が見つかったりで、結局、午前中一杯かかる。午後の授業は、『徒然草』の続き。放課後は、会議が一つ。その後は、新3年生のクラス編成作業。クラスの割り振り作業を続けているうちに、どうにもおかしな部分が出てきて、悩む。選択による割り振りの実際の人数が、どうにも食い違うのだ。どう考えてよいか、40分ほど悩む。最初の段階での作業に大きなミスがあったのではないか、と一瞬暗澹たる思いとなる。その後、不備な点に気付き訂正。なんとか、原案めいたものが出来る。コンピューターに仮クラスを入力して、ソートをかけ、クラス毎の名表を作る。今日の作業はここまでとする。明日、点検作業。
帰宅途中、いつもの店に寄る。珍しくだれもいない。先程、団体さんが帰ったとのことで、その後、帰るまで僕以外に一人の客もなかった。粕汁をごちそうしてもらう。
30日間試用版のFiashの操作を練習中。昔とった杵柄で、イラスト的なものを書いてみたいのだ。ホームページ扉絵の『芭蕉』の絵は、別のソフトで試しに描いたものなのだが、もうちょっと面白いものが出来ればと思っているのだが。
【2月19日】
土曜日。2時間の授業を終えれば、今週の仕事は、ほぼ終わった「気分」になれる。古文『徒然草』。志村けんの馬鹿殿さまと古語の関係など、喋りまくる。ちょっと喋り過ぎかともと思うが・・・。週末はテンションが高い?
その後は、3年生のクラス編成作業。選択科目が多いので、ポイントとなる科目を手がかりに、一人一人をクラスに振り分けていく。かなり機械的な作業ではあるが、仕上げは担任の先生にお任せすることになるので、こちらは選択・性別・評定等に注意を払いながら作業を続けることとなる。
毎週、土曜日に行くいつもの店で、コロッケ定食を食べ、午後の仕事(作業といった方がよいか)に取りかかる。学年末考査の教室配置と監督表作り。今回は1・2年なので、考査の数が少ない分、監督配置をいつも以上に配慮しようと考える。監督時間数を総計で22回程度にすること、今回の監督回数をできるだけ押さえること、2時間連続の監督をなくすこと、担任のHR前の監督ははずす事など考えつつ、人員の割り振りを考える。途中、ちょっとクラブに顔を出し、その後1時間程、走る。先日のロードレースのコース。かなりシンドイ。帰校後、作業を続ける。大まかな案が出来る。月曜日に点検と具体的な監督配置を考える予定。
クラブ指導で残っていた先生と、カウンセリングのことでしばらく話をする。本校も、外部からカウンセラーを招いて、週2回、カウンセリングを行っている。その有効性・実効性について話をする。カウンセリング肯定派の僕と、懐疑派の先生と。ちょっと議論がかみあわない部分もあったけれど、結構面白い議論であった。6時過ぎに学校を出る。真っ直ぐ帰宅。
【2月18日】
昨日はロードレース。バドミントンの男の子が優勝する。起伏の大きなコース17キロを1時間3分で走る。たいしたものだと感心する。こちらは2時間、寒風の中、路上で誘導整理。途中、コンタクトを落とした女の子がいたりして、結構疲れた。午後は、追認考査の採点。その後、教科会議。短時間終了。夕方まで、教材作り。そして、小会議室のおいてあった時間割から、授業のコマを外す作業を行う。
早めに帰宅。1時間半ほど歩く。向島の駅から近鉄に乗車することにする。伏見の小学生殺人事件の容疑者が自殺したマンションのそばを通る。なんとなく薄気味悪い。
今日は、通常の授業日。3年生の登校日でもあり、急に学校が賑やかになる。放課後は、卒業認定の会議。担当していた生徒は、なんとか合格で、3月1日の卒業に間に合った。なにはともあれ、目出度いことだ。夕方、久しぶりにクラブへ行く。1時間ほど、一緒に練習する。軽く汗をかく。
夜はミューズの練習。『創生記』。なかなか人が集まらなくて、世話役の人達は苦労しているようだ。京都新聞に紹介記事が載り、何人かが新たに入団したようだが、まだ人数が足りない。興味のある人は、金曜日6時30分、京都駅南のアバンティー9階のアバンティホールの方へ顔をだして下さい。
【2月16日】
寒い。寒いばかりで、雪がないのが、物足りない。京都北部では、60センチ近い積雪があったらしい。宮津にいたころ、何度かかなりの雪が積もったことがあった。そんな日の夜、雪が降り続けている宮津の町をあちらこちら歩きまわったことがあった。世界中が一変したような違和感を、雪の町を歩き回る中で味わっていたように思う。そんな体験は心の奥深くに、積もっていくような気がする。願わくば、1句として結晶することを願う。
授業は2時間。古文に入る。ちょっと早すぎるかな、という進度。注意しよう。追認補習最終日。追認開始時間ぎりぎりにやって来て、ひやひやする。遅刻は、減点と厳命していたので。内容のまとめと感想を書かせて、終了。明日は追認考査である。ロードレースと日程が重なっているので、試験には立ち会えないが、是非、頑張って欲しい(追認補習はシンドイし・・・)。
職員会議。卒業式の式次第で揉める。疲れる。その後に、まだ仕事が残っているので、一層、疲れてしまった。
夕方から、1年のクラス編成の担任向け資料を作る。印刷を終え、別棟の職員室へ持って行く。寒いので、ジャケットを羽織って行く。その後、3年生の担任会向けの資料を作る。時間不足で、一部未完成状態で、途中経過という形で届ける。疲れた。8時前に帰る。目はピクピク、頭はボー状態であった。行きつけに店に寄り、飲む。熱燗2本、疲れた。
【2月15日】
寒い。そのせいで、朝の時間帯が15分くらいずつ、ずれている。電車も1本遅いのに乗っている。電車の中では、読書タイム。今は、『俳句研究』を読んでいる。『俳句』よりこちらの方が面白いように思う。
今日は、授業は2時間。空き時間は、教材準備。古文の方に入るので、その為の作業プリントを作る。『徒然草』中「九月二十日のころ」をやる予定。中学校でやった『徒然』とは、またひと味違ったお話となるだろう。敬語があるのが、ちょっと1年生にはやっかいかもしれないが。
昼休みは、正門で立ち番。生徒が勝手に外出しないように。上空に寒気団が入って来ているので、雪雲が北の方に伺える。時折、風花が舞う。寒い。理科の実習助手の人と話ながら、寒さにひたすら耐える。午後は、追認補習。その後、教材作りの続き。何とか完成。明日の授業から使用の予定。
放課後は、1年生のクラス編成作業。途中、別の仕事を挟んで、作業を続ける。6時過ぎに、本日の作業を終える。目が痛い上に、胃の具合まで変になっている。ちょっとシンドイな、と思う。
【2月13日】
夢見が悪く、寝不足気味。午前中、ぼーっとして過ごす。昼前に、散髪に行く。寒い。
午後も、かなりぼーとして過ごす。たまに見る夢。状況は、その都度変わっているが、基本のモチーフは同じもの。夢を見て疲れる、ということはあるのだ。
今日も1時間ほど歩く。宇治川の流れを見に行く。諸行無常の思いに浸った、わけではないが、ちょっと元気にはなった。疲労感の一つには、エネルギーが滞ることによって生まれるものがあるのだろう。
帰りに、本二冊と日本酒1本、封筒と便箋、筆ペンを1本買って帰る。手帳を買いたかったが、使い馴れたものが売ってなかったので、諦める。これで、3連休は終わり。
【2月12日】
連休2日目。午前中は、追認考査の問題作り。その後、11時から、BS『俳句王国』を見る。TV番組で楽しみにしているのは、この『俳句王国』と『お宝鑑定団』くらいだろうか。主宰は、鷹羽狩行氏。出句作品は、面白い作品が多かったけれど、これはというものはなかったな、という印象。鷹羽氏の作品は、二つとも本人の名乗りの前に分かってしまった。上手いけれども、知的はからいみたいなものを感じるので。
午後は、さらに問題作りをするが、これで一日が終わるのも味気ないので、2時過ぎから散歩に出掛ける。いつもの鴨川コース。京阪三条で降りて、北大路まで鴨川沿いに歩く。その後、引き返して、出町柳の柳月堂で音楽を聞くというもの。天気が良くて、日差しはあきらかに春の気配を含んでいた。軽く汗をかくくらいの速さで歩く。鴨や百合カモメ、五位鷺、白鷺、石叩き?烏、鳶などの鳥を見る。鳥に餌をやる人が結構いて、(それが良いことか、どうか、わからないけれど)微笑ましかった。散策するカップル、ジョギングする人達、僕と同じようにウオーキングをする老夫婦とか、それぞれにくつろいでいる人達の姿を見るのは心和むものだ。
特に、今日は河原に腰を下ろし、竪琴を弾いている青年を見かけ、しばらく演奏を聞いていたりしたものだ。オルフェウスではないけれど、早春の風景にしっくりなじんだ情景であった。
1時間程歩いて、その後、柳月堂で音楽を聞く。グレッキ(チかもしれない)という人の交響曲3番を聞く。初めて聞く曲。なんと言って良いのか、永遠の繰り返しとでもいう風な曲。現代音楽なのだろうか、なんとも言えず面白い曲であった。その後、バッハの曲をピアノで演奏するものがかけられたが、なんとなく雑駁な感じで、途中で店を出た。その後は、真っ直ぐ帰宅。2台目のコンピューターを買おうかどうしようか、迷っていて、寺町の方に立ち寄ろうかとも思ったのだが、結局、帰る。夜は、また、追認考査の問題と解答用紙作りに時間を使う。先程、完成。
【2月11日】
連休初日。とは言っても、何がどうという訳でもない。8時前まで寝ていて、洗濯をしてというような生活。午後から、ミューズの練習があったのだ。どこかに行くというわけにもゆかない。たまたま、BSを見ていると、ロイヤル・バレー団の記念講演をやっていた。思わず見てしまう。素晴らしい、というより、凄い。1時間半、画面を「食い入るように」見てしまった。音楽と踊りと衣装と、その三身一体が凄い。堪能した。
午後からは、レッスン。京都市内へ。四条へ向かう地下鉄の中で、正木氏の評論を読む。ある一節へ来て、不意打ちのように「とむね」を衝かれてしまった。ウルウル状態になるのを、かろうじて踏みとどまり、そのページをそっと飛ばし読みした。こんな状況は、本当に参ってしまう。書かれた内容は、正木氏の兄が、癌のために余命幾ばくもない(慣用句をつかってのこんな書き方はとても嫌なのだが)折、父母といかれた1泊の蛍を訪ねての旅行のこと。
お兄さんが亡くなられて後、お母さんが自分の息子と過ごした時の中での一番の幸せは、その1泊の蛍の旅であったとのこと。さりげないような思いでではあるけれど、人が大きな喪失の後、さらに生きて行く中で、その人生を支えていくものは、そのようなさりげない「思い出」ではあるまいか、と思っているので。
『創生記』はなかなか素敵な作品だ。日本語の歌は、『森の歌』以後2曲めではあるが、現代詩をもとにした作品であり、言葉の深さと曲の叙情性が調和した、歌い応えのある作品だ。ただ、楽譜がその都度数ページずつ渡されるので、なんとなく『小松座』の一員にでもなったような(井上ひさし氏が、台本を数ページずつ渡されるのかどうか知らないが)スリルとサスペンスがある。レッスン後、京都駅まで歩く。京都には本当に路地が多いと感心しながら。
【2月10日】
朝焼けがきれいだった。外にでると、寒さは厳しく、公園の水たまりが見事に凍り付いていた。既に踏み割られた後ではあったが。陸橋の上り降りも冷や冷やものであった。
今日は、授業は1時間だけ。追認補習の時間を除いては、1年と3年のクラス編成作業に追われる。1年生のほうは、仮のクラス名簿が出来るが、様々な問題があるので、その調整に数日かかると思う。3年生の方は、基本となるクラス割り当ては出来たが、具体的なクラス編成にいくつかのパターンを出してほしいとのことで、そのための作業を行う。
掃除の指導の時、席を離れただけで延々数字とにらめっこの作業が続く。6時過ぎになって、さすがに疲れて、気分転換に軽く走る。30分ほど。
明日から3連休となる。どこか小旅行に行きたいのだが、追認考査の試験作りに1日半はかかるだろうから、泊付きは無理なので、琵琶湖かどこかに行ってこようかと思う。そろそろ『燕巣』への投句の準備も始めなければ、と思う。今、正木よう子氏の評論集を読んでいる。面白い。俳人協会の評論賞を受賞されたとか。
【2月8日】
今日は授業は2時間。しかし、それ以外に、3年生の追認補習と2年生の課題テストの監督が入る。課題テストについて、監督の方から一部クレームがついて、少し揉めたのだが、概ね問題なく試験は行われたようで、安心した。
それ以外の時間は、新3年生のクラス作業のための講座分けに忙殺された。新2年生の方については、資料提供に関して、これ又クレームがついてダメになり、教務の先生の手を借りて何とかなる、という顛末があり、なんとか次の作業に移れそうである。物事を進めるということは、なかなか難しいことだと思う。(ちょっと難し過ぎるのでは、とも思うのだが)
新3年生のクラス編成に関わる講座分けは難航した。あらかじめ、こんな方法でやって見ようという方針を立てて作業を始めるのだが、その後の準備作業に時間がかかり(これは一応、昨日のうちに準備を終えておいたのだが)、その後、実際に講座編成作業をする中で、2時間程かけてやった作業が行き詰まってご破算となり、改めてやりなおして、3時間ほどかけてなんとか原案の一部めいたものが出来た。明日、もう一度見直して、他の部分を引き続き組んでいくつもり。目が疲れた。
薬がもうないので、病院へ取りに行く。作業の為、走ることが出来なかったので、職場から病院まで30分ほど歩く。血圧が少し高かった。血液検査も合わせて行う。顔なじみになった副医院長の女医さんと、少しジョギングの話をする。病院にいる間に、2回救急車が来る。一度は、転院のためか。若い患者さん。付き添っていたのは、教師のような気がする。クラブ活動か何かの事故ででもあろうか。もう一件は、お年寄りが自宅で倒れられたようで、採血している横で検査が行われていた。具合は大分良くなっていたようだが。
【2月6日】
伏見の小学生殺人事件の容疑者の青年が向島のマンションから飛び降り自殺をしたという。家宅捜査の後、逮捕令状が出たということなので、真犯人としての判断があったのだろう。事件も、そしてその結末も、いづれも悲惨な結果となり、暗澹たる気持ちである。
捜査関連で、学校の方にも捜査員が、すでに公開されたビデオ映像を写真としたものを持ってやって来たことがあった。犯人の対象範囲として高校生も含まれていたせいなのだろうか。不鮮明な写真であったが、これが被疑者の写真かと思い、緊張して見た思いがある。
9年もの監禁事件といい、変に開き直りの姿勢を見せる「オオム」といい(「アレフ」のシンボルマークが「鳩」というのは、ほとんどギャグの世界で、苦笑いする他はないが)澱んだ不透明な世界が、我々の身近に広がっているという印象を持つ。それに比べたら「サッチー」の「セクシー写真集」などは、その自我肥大状態は措くとして、あるいは老人のイメージに一石を投じる効果があるかも、などと「微笑ましい」気分になったりもする。
今日は、『運河』句会。この後、作品を整理しなければならない。
【2月5日】
今日は、2時間連続授業。その後、昨日のクラス編成作業の点検を行う。ミス発見。クラス人数と講座人数が一部合わない。昨日の人数微調整作業の中で、記入ミスをしたようだ。1時間ほどかけて、訂正と全体の確認作業を行う。
1年生の方から、クラス編成についての資料を受けて、具体的な編成作業を行う。いままでのデータ整理は桐を使っていたが、これからはエクセルに切り替えて作業をすることになる。
午後は、漢字検定の監督。1時間。その間、こっそりと今評判の岸本尚毅『句集 健啖』を読む。季語の斡旋の上手さに感心する。何枚か、メモを書き込んだ付箋を貼る。
監督終了後、今日はクラブの方には顔を出さず、走る。1時間ほど走る。校内ロードレースのコースを一部含むコース取り。昼食がお腹に残っている感じで走りづらかった。小春日和の気候で少々暑かったこともあるが。
【2月4日】
1年生の方から早めにクラス編成をして欲しいということで、とりあえず選択講座をもとにして、仮のクラス編成案を作りる。昨年は、2日ほどかかったものが、数時間で出来た。我ながら驚いてしまった。クラスと講座の人数配分もさほどのアンバランスもなくて済み、かえってちょっと出来過ぎではないか・・・などとも思ってしまった。しかし、好事魔多しともいうので、とんでもないポカをどこかでやっているかもしれない。明日、もう一度全体を見直すつもり。
昨日は節分。お酒飲んで帰って来て、各部屋に豆をまく。ベランダから外に向けても、数粒撒く(なにしろ、7階なので)。今、昨日の残りの豆をポリポリ食べながら『日々録』を書いているような有り様である。
今日、初めてミューズ『創世記』の練習に参加する。合唱指導の葛西先生の書き下し?作品で、7月の演奏会が本邦初演となる。記念すべき演奏会となるものであり、合唱団の責任も大きいと思う。楽譜は、少しずつ渡されるとのことで、今日は第二楽章の最初の部分9ページほどを渡される。なかなか面白い曲というのが、第一印象。これから先、どのような曲の展開があるのか、とても楽しみである。
帰宅後、友人からTELあり。大阪のゲバントに所属している人。3月19日に『ドイツレクイエム』を歌うとのこと。句会がなければ、是非行きたいと返事をする。
【2月2日】
授業は2時間。選択登録の確認作業を行う。昨日は4クラス分、今日は6クラス分で、1年生が終了。ミスなしであった。良かった。転退学等で在籍抹消になった生徒の分を削除して、選択登録人数の確定(といっても、今後の変動はありうるのだが)作業を行う。既に、講座数は確定しているので、選択者の人数を確定して後、クラス編成作業に入ることになる。
今年入って来た人に、クラス分けをやってもらおうと思っている。僕が教務部に入って、教務らしい仕事をした最初が、このクラス編成作業で、2日ほどかかってほとんど独力で作った。もっとも、採用されなかったけれど。2年目になって、2年生のクラス編成を作った。それが、現2年で行われている。次の人に、少しずつ仕事の引継作業をしていかねば、とも思っている。前の相方は2人ともに、突然という感じで転勤していったもので・・・。
放課後は職員会議、その後、1・2年の学年末考査の試験日程等の準備を進める。早め、早めにやっておく方が良いと思うので。夕方、二駅分歩く。寒いけれど、しっとり落ち着いた街並みを見つけたので、気分が良かった。
【2月1日】
一晩ゆっくり寝て、なんとか体調は回復する。朝がとても寒い。
3年生が自由登校になって、授業時間が6時間ほど減る。それは有り難いのだが、国表がないのが、ちょっと物足りない。3年学年末テストの採点と、評価を終え、明日の教科会議に出す為の資料を作る。
そろそろ来年度に向けて、選択講座やクラス編成、時間割作りの為の準備を始める。これから、細かく気を使う仕事が始まる。2月は「逃げる」というが、どうやらそんな1ヶ月になりそうな気がする。