日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。             
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。             
一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。

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【7月31日】
先ほどから遠雷の音を感じていたのだが、雨が降り出した。街がけぶるほどのかなり強い雨だ。夜にかけてこれで少しは涼しくなるのかもしれない。
今日は、就職希望の生徒達が志望企業を申請に来る日。朝からその生徒達の応対に追われる。担任の先生も時折、様子を見に来る。昼過ぎになってようやく一段落。数名の生徒が、まだ迷っている状態で、進路室で求人票を眺め直して、相談しあっている。遅い昼食に出、帰って来ると生徒達がいない。彼女達も食事に出かけたらしい。やがて帰ってきて、さらに考え込んでいる。少しだけ助言を与え、不明な部分について説明を加え、後は、待つ。3時過ぎにようやく決断がついたようで、皆で一緒に書類を提出に来る。受け取って内容を確認する。ご苦労さん。
五時前に退勤。日差しはまだ強く、ともかく暑い。時折風が熱の塊となって吹きすぎて行く。昨夜、心臓がおかしな状態となり、目が覚め、真夜中に30分ばかりベットに座り込んで変調状態が収まるのを待った。前に一度似たような状態になったことがあるので、さほど不安はなかったが、良い気持ちはしなかった。昨夕、暑い中で1時間ほど走ったのが悪かったのだろうか。気を付けなければ、と思う。
帰宅すると、『燕巣』が届いていた。水風呂に入りながら、読む。気持ちよい。山に行きたいな、雪渓を渡る風に吹かれたいな、などとふと思う。

【7月29日】
とうとう「ハリーポッター」を読了してしまった。とても残念だ。楽しい時間が終わってしまった。幸福な時間、と言った方が良いか・・・。あとがきにweb上に「ハリーポッター公式サイト」があるとのことで、早速出かける。面白い。色々な楽しみ方があるものだと感心する。それにしても、「ハリーポッター」は面白い。その面白さの内容はまた色々な人が色々と語ることだろうけれど、僕などには少年小説のエッセンスが詰め込まれた作品という気がする。「ハリー」の話に惹かれるのは、子供の頃に読んだ色々なお話に対する郷愁みたいなものもあるのだろうか。いずれ「ハリー」に関わる趣味本や分析本が、雨後の竹の子のごとく書かれることになるのだろうか。
昨日、今日とまるまる休み。昨日は、午後、松田氏の個展を見に平安画廊に出かける。松田氏は、山岳版画の新鋭作家である。日本アルプスの嶺嶺やそこに咲く花などを題材にして30作ほどの作品が展示してあった。先日、「氷室」所属の前田氏から送っていただいた句集『坂』の表紙絵を描いていたのも松田氏であった。
せっかく市内に出てきたので、ぶらぶら散歩。鳩居堂へお香を買いに行く。平安画廊から歩いて3分ほど。それから、南へ下がって錦市場をぶらつく。人通りは多い。見るだけでも楽しい所(迷惑かもしれないけれど)。錦の出口の所にある小さな店でコーヒー豆を買う。それから、京阪の方へ引き返す。途中、「ジュンク堂書店」で連句の本を購入。一階の入り口の所に「ハリーポッター」が山積みになっていたのが印象的だった。四条河原町の交差点を挟んで自○党と共○党の街宣車が大音量で「最後のお願い」をしていた。けれど、相手の党の露骨な非難はちょっと大人げなくて顰蹙ものであった。これも選挙終盤の姿の一つであろうか。
速やかに帰宅。まだ日は落ちていないけれど、軽く一杯。今日は缶チューハイ。飲みやすくて美味しい。日曜日は、『醍醐会』なので、句集を一冊読み直しておかなければならない。

【7月26日】
今日も、生徒達は企業見学へ。遅刻したりしないかと、変な事を心配したりしながら仕事をする。企業見学の報告書を提出に来たり、あらたに企業見学を希望する生徒が来たりする。慌ただしい状態で午前中が終わる。
午後は、8月後半の就職補習の教材作りにかかる。作文が苦手な生徒が多いので、作文関係のプリントを2種類作る。その間、新たに企業からの来校が1件あり。急いでネクタイを着け、応対する。ちょっと疲れ気味で、早めに退勤。
久しぶりにカレーを作る。タマネギをしっかり炒めるのがコツで、コクのあるカレーが出来る。甘めのラッキョウを添える。美味。
「バーティカル・リミット」というビデオを見る。K2で遭難した妹を助けようとする兄の物語。いかにもハリウッド映画らしい刺激的な映像であった。ストーリーは、今一つ。

【7月23日】
午前中は、ひたすら働く。企業見学の為の、各企業との電話連絡。PCにデータを入力する。その後は、必要な書類を作り、狭い進路室で待つ生徒達に、一式を渡し、注意事項を伝え、会社までの行き方について、助言を与えたりする。その合間に、担任と連絡を取ったりもしなければならず、ともかく息つく暇もなく動く。1時過ぎに一段落。2時に生徒が一人くるので、その間に昼食をとる。午後は、午前中の仕事の整理。その後は、新たに来た求人票を入力する。追加分としてプリント、拡大コピーしたものを進路室の入り口に貼り付ける。気が付けば、6時前。まだ少々蒸し暑いけれど、軽く走る事にする。
昨夜は、3次会まで顔出しをしたので、身体はカロリー過飽和状態であろう。なんとしても走らねば、と心に誓い、走る。暑いとはいえ、時折吹く風は気持ち良い。40分ほど走り、汗がひくまでもう一仕事をして、その後、退勤。帰りの車中では、「ハリーポッター」の続きを読む。大変、面白い。
昨日は、短詩型文学を語る会の第3回目の集まり。奈良へと出かける。奈良も好きな街である。ある部分では、京都以上に古都という風情がある。近鉄奈良の駅前では、土○党首が、熱弁をふるっていたりした。
竹中さんの講演は、刺激的でとても面白かった。草田男の句業の軌跡というものが思われたりした。『翔臨』の作家の人達や、短歌・川柳の世界の人達と交流出来たのが、大変良かった。奈良駅前の店での二次会、その後、京都に帰っての、「米(よね、と読みます)」さんでの、三次会と、楽しさの中にシビアな会話があったりで、大変充実したものだった。12時過ぎに、他の方を「米」さんに残して、帰宅する。

【7月20日】
朝から、暑い。朝食前に洗濯。食事を挟んで、洗濯物を干す。比叡山方面が、水蒸気で霞みがかった状態となっていた。室内は、ほっておくとすぐ30度ほどの気温になってしまう。朝からドライを入れる。結局、一日中、エアコンは入れっぱなし状態となる。
竹中宏さんから送って頂いた主宰誌『翔臨』を読む。中田剛氏の句が面白い。中村草田男の生誕100年ということで、同氏関係の評論が2編掲載されていた。中村堯子氏の文章が面白かった。今週の日曜日には、「短詩型文学を語る会」主宰で、草田男についての集中的な講演と討論が奈良で行われる。竹中氏が基調提案を行い、岩城先生も蕪村と草田男との関わりについて講演をされる予定だ。楽しみである。
昼過ぎ、散髪に行く。例年通り、坊主頭となる。気持ちが良い。帰宅後、『ハリーポッターアズカバンの囚人』を読む。面白い。結局、夕方まで読み続けてしまう。その後、ジョギング。50分ほど。夕方とはいえ、暑い。大いに汗をかく。風呂に入り、近所のスーパーに夕食を買いに行く。ビールも買って帰る。
元『俳句研究』の編集長の赤塚氏から、長山あや氏の『芒とや』という芒だけを素材とした句集を送って頂く。先日、岩城先生に連れていって頂いた祇園の『米』さんで同席した時に送って頂く事になったのだ。感想を送ってあげて下さい、と赤塚氏。ゆっくり読ませてもらおうと思う。

【7月19日】
赤ん坊が出てくる夢を見た。それも2回に分けて。思い返してみると、赤ん坊が出てくる夢など、ほとんど見たことがなかったように思う。夢の中身はほとんど覚えていないけれど、その中で赤ん坊が移動するときに、床を横にごろごろと凄いスピードで転がりながら動いていくのにびっくりしたのを覚えている。転がり終えて、赤ん坊はにこにこ笑ったりしていたものだ。変な夢である。
などと書いていたら、知り合いからTEL。つい20分ほど話してしまう。公私ともに充実した生活を送っているようで、元気そのものという様子が、電話の向こうから伝わってくる。うらやましいことだ。8月末に遊びに行く約束などする。
仕事を終えたのは7時過ぎ。帰りの書店で「ハリーポッター」の第3作目を買う。帰りの電車の中で少し読む。なかなか面白そうだ。読み進めるのが、楽しみである。手元に良い本があるというのは、ちょっと心豊かになるものだ、と思う。
実家よりTELあり。弟が9月に1ヶ月間の研修に出るという。音楽関係の研修で、ヨーロッパ方面へ、ということらしい。うらやましいことである。甥っ子からも、1句あったけれど、もうちょっと推敲した方が良いみたいなので、しばらくそっとしておいたら、と伝える。皆、元気そうである。今日は、終業式の日。子供達にとって待ちに待った夏休みが始まる。

【7月17日】
いつの間に10日もたってしまったのか、という思いである。公私ともにずいぶんと忙しい日々であった。
少々疲れ気味である。
仕事はいよいよ本番に入る。今日も、保護者向けの就職説明会。7時から。父兄を相手に話をするのは、ちょっと緊張するものだ。8時過ぎまで。その後、帰宅。のどが乾いていたので、軽く水割り(焼酎の)を飲み、遅い夕食。
夏の合唱「レクイエム」は終了。直前のリハーサルまでどうなるかわからない、という状態であったが、何とか歌いこなしたというところか。「いさなご」句会。今回は、作品的に面白いものが多く、充実したものだった。「八月の博物館」は読了。面白かった。ちょっと古風な少年少女小説という感じではあったけれど。こういう世界は好きなのだな、と改めて思う。
差出人不明の添付ファイル付きの妙なメールが届いた。薄気味が悪いので、そのまま速やかに完全消去した。一体、何だったのだろうか。「黒ヤギさんからお手紙着いた。白ヤギさんたら読まずに食べた」という風な心境。

【7月7日】
とにかく長い1週間が終わった。暑かったせいもあるけれど、ともかく、1週間がおわる。3・4限の2時間連続の授業を終えて、一息つく。午後は、ひたすら試験問題作り。夕方までには、なんとか完成。印刷を終え、教務へ提出。来週の火曜日から1学期の期末試験が始まる。授業も、月曜日1日を残すのみ。その後、本日分の求人票の入力作業。重複して入力した分があることに気が付く。夕方、気分転換に走る。太陽が丘運動公園の方まで行く。芝生の上を走るのは気分が良い。暑いなりに大気の中にひんやりとしたものがあって、走りやすい。空気が乾いているせいなのだろうか。
帰校後、汗がひくまで一仕事。ちょっと余裕の気分。セコムをセットして帰宅。外に出ると、風が気持ちよい。空が多彩な姿を見せている。雲の表情が豊かだ。ちょっと秋の空の風情。
瀬名秀明の小説を読み始めた。『八月の博物館』。ファンタジー小説。読み始めたばかりなので、まだ面白いかどうかの判断はつかないけれど、ある懐かしさを感じながら読んではいる。そう言えば、昔、「めもりある・みゅーじあむ」という短編小説を書いたことがあったのを思い出したりもした。
夜、いつもの通り、ビール。久しぶりに「あじさい」に行こうかと思ったけれど、少々疲れ気味なので、中止。借りてきたビデオを見る。

【7月4日】
日曜日は、午前中クラブ指導で学校へ。昼過ぎに他の先生とバトンタッチして、タクシーを使い、城陽文化パルクへ。「運河城陽句会」へ参加するため。茨木先生の句集『往馬』を持参し、表紙裏に揮毫して頂く。句は「狼を詠みたる人と月仰ぐ」だった。また、宇多喜代子さんの句集『象』を手に入れることが出来た。第2刷の方であった。第一句会の方は、今ひとつ。第二句会の方は、10句以内の出句で7句投句。うち、5句が和生選ないしは、「長棒」に入り、ちょっと気分が良かった。句会終了後、飲み会にも参加。話が盛り上がる。
月曜日。今日より各企業から求人票が送られてくるはずであるが、出足は今ひとつか。授業は3時間。暑さにうだる。放課後は、就職補習。あまりの暑さに、いつもより速く終わってしまう。生徒も教師も早々に引き上げる。その後、教材準備。期末までに試験範囲を終わらねば。その後、求人票のコンピュータ入力を行う。7時前に退勤。帰宅後、本日の占いでは「鰻」を食べるのが良いとのことで「鰻丼」の夕食を食べ、一休みの後は、試験問題の原案作り。
火曜日。朝から暑い。駅から学校までの緩い登り道を歩くだけで、一汗かく。授業は3時間。会議1時間。あとは、小テストの採点と教材準備。放課後は、3年担任団の担任会へ。就職関係の説明へ。議論のための議論みたいな所は、少々虚しくはないか。夕方、気分転換に走る。大汗をかく。その後、求人票の入力作業。7時前に中断。帰宅する。途中、昨年の卒業生に出会う。HP見ました、とのこと。嬉しい。帰宅後、定番のビール。一休みするつもりが、ついうたたねしてしまう。目を覚まして後、テスト問題作り。12時まで。そのせいか、朝方、へんな夢をみる。ここには書かないが・・・。
水曜日。相変わらず、暑い。教材準備に難渋する。どうしたのだろうか。国Uの準備は終了。あとは、一気に試験まで走るのみ。現代文は、もう少し。求人票の入力も放課後に食い込んで続く。目と肩が疲れる。6時過ぎに退勤。病院へ行く。暑さのせいか、やたら足が重く感じられる。夕食は、いつもの店で「味噌ラーメン」を食べる。8時前に帰宅。洗濯をし、一休みの後は、試験問題作り。一段落ついて、現在『日々録』を書いている。まもなく、日付が変わる。