創刊号


【作品10句】 

「京事(1)、て考」   岩城 久治    
「骨 折」         清水 貴久彦          
「野 分」         鈴木 稔          

【創作】 

「影踏み」        清水 貴久彦    
   (その一、馬場あき子)
「秘儀」          鈴木 稔      

【歌仙】 

  「水澄むやの巻」    


【後記】

○3人で、小さな雑誌を始めることにしました。題して、『鼎座』。
 「鼎」は「三つ足の鍋」のことです。この「鍋」を地に据えて、
 色々煮込んでみたら、何か面白いものが出来上がるのではないか、
 などと密かに考えています。さて、「闇鍋」の鍋となるか、魔女
 の秘薬の「大鍋」となるか。
○初秋のある日、某所に集まり、3人で歌仙を巻くことになりました。
 夕方までかかり、満尾しました。
 『鼎座』に載せるためといいながら、まず自分たちが楽しんでし
 まった1日でした。なお、特別出演の「尋子」さんは、岩城先生
 の奥様です。
○いずれゲストの方の原稿が掲載できるようになれば、
 と思っています。(す)