日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。             
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。
独り言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。

         
22.1「日々録」 22.2「日々録」 22.3「日々録」 22.4「日々録」 22.5「日々録」

【22年6月25日】
6月もすでに下旬で、関東方面では梅雨明けも近いかも、などという声もあるらしい。地元は、昨日は午前中は日差しの強い暑い半日だったけれど、午後からは一転して強風、強雨、時に雷という落差の大きな天気となる。夜に入って、その天気も落ち着き、薄い三日月に星が点々と輝く薄曇りの夜空となった。
今日も、暑い。犬の散歩を7時前ぐらいに前倒ししたけれど、すでに照り付ける日差しの強さに、近所を一周。ウンチを早々に済ませて、帰宅という状態だった。帰宅後、犬は穴倉のようなケージの中に引っ込んで、しばらく休養を取る。地元の天気予報は、明日は雨天の不安定な状態。しかし、来週は晴れ、気温は軽く30度越えの毎日、ということで、本当に今が梅雨の盛りなのかと疑ってしまう。
実家の方は、本日午後からのミニコンサートの演奏者として、すでに会場入りしているようだ。こちらは、午後を待って、母やご近所さんの送迎の運転手としてホールの方へ移動することとなる。実家には、犬が一匹取り残される。障子をけ破るようなことはもうしないと思うけれど、用心は必要かな、とは思う。最近では、玄関で昼寝をしつつ、皆の帰りを待つということも身につけ始めているようだけれど……。
6月は、思いのほか、書き込みが進んでいなかった。何もなかったわけではないけれど、書き込むタイミングを外したのかもしれない。


【22年6月14日】
「月日は百代の過客」などと、それらしいことを言うまでもなく、時間の過ぎ去る速さは、ふと気づいてみると思った以上、という実感をともなうものだ。毎日、同じようなことを繰り返していて、その変化のなさが、このような時間に対する無頓着とでもいう感覚をもたらすのだろうか、などとも思ってみる。コロナ禍の下、というだけでなく、確かに毎日が同じようなことの繰り返しの中で過ごしているので、(それが嫌、というわけでは毛頭ないのだけれど)なんとなくしなくちゃならないことが、自然と先延ばし的に時間の中に置き去りにしてしまうのだろうか、などとも思う。
某同人誌に連載していただいた文章が最後を迎え、そのゲラ刷りが届いてから、数日そのままにしてしまっておいたのも、そんな現象のひとつであろうか。一度読み終え、チェック部分を一端修正し終えて、さてもう一度見直そうと思ってから、いつの間にか、数日。時間が速いというよりは、結局こちらの不注意と集中力の欠如か、と反省もしなければ、と思う。今日中に、校正を終え、投函、あるいは印刷所に直接メールで連絡すべきか、などと考える。考えているうちに、また数日経過することがあれば、これはもう加齢現象そのものということかもしれない。注意しなければ。
などという状況にありながら、昨夕は知人と長電話。知人の共通の友人の身の上などについて、いろいろお話を聞いたりもする。それぞれの境遇に様々な変化というものが、起こり得るということを改めて思う。
どこか、近場でもよいので、ちょっとした旅行がしたいもの、と思う。


【22年6月6日】
パンが食べられないなら、ケーキを食べたら良いのにと言って、最期は断頭台の露と消えた可愛らしいお姫様が昔外国にいたと思うけれど、コロナ禍で抑えられた消費、その分各家庭に余剰的に蓄えられた金銭が、現今の物価上昇を許容する要因となっている、などと発言される偉いさんは、さすがにお金に困るという経験を全く持ち合わせていない方なのだろうな、とある意味感心してしまった。パンはなくても、一般庶民にはケーキと言う奥の手があると考えておられるらしい。日本には、ギロチンなどと言う残酷な公開処刑の制度がないことを幸いに思う。とはいえ、ネット上では、冷たい鋼ではなく、言葉による公開処刑的な状況があるようにも思われるけれど……。
『義経紀』を読み進む。めっぽう面白い。『源氏』は1回につき5ページ程度を読むのを通常のペーストしていたけれど、『義経紀』は、10〜15ページのペースで読み進んでしまう。時代が下がっている分、文章が読みやすくなっているということもあるかもしれないが(とはいえ、『源氏』は同時代の他の文章に比べて、読みやすいと感じるほど整った文章ではあるけれど……)、ともかく内容的に面白くて、どんどん先を読みたくなる、そんな魅力的な勢いをもった作品である。登場人物の、時に超人的な、時に八方破れと思われるようなふるまいも、面白い。歴史上に実在する人物たちとはいえ、それとは別次元で、物語の登場人物として、興味津々、魅力満載というところでもある。NHKの大河ドラマでは、とっくに義経は亡くなってしまっているのだけれど、こちらの物語では、これから佳境に入っていくということで、とても楽しみである。それにしても、平家滅亡にかかわる義経の大活躍が、わずか十数行で語られてあったところは、ちょっと意外ではあったけれど……。


【22年6月4日】
今日は、6月4日。語呂合わせで、「虫歯予防デー」かなと思ったら、その通りだった。安直と言えば、安直な、妥当と言えば妥当なイベントと改めて思う。そういえば、本日の新聞記事の中で、虫歯治療のかぶせ物が、銀から白い強化プラスチックに変わりつつあって、美感上も、好ましい印象をもたらしている的な内容のものがあったように思うけれど、ちょうど時宜にあった内容だったのだと思う。確かに、銀歯と言うよりは、白いかぶせ物の方が、見た目の印象もずいぶん違うだろうと思う。機会と治療先があれば、かぶせ物を変えてもらうのも良いかな、と思う。部位によるけれど、多くは健康保険適用対象になっているらしいし……。
今日は、実家の犬のトリミングの日。以前からお世話になっているトリマーの人に、自宅まで出張してもらって、トリミング。だいたいは穏やかに調髪(というのか……)は進むのだけれど、顔周辺については、犬の強硬な抵抗にあって、トリマーさんと私と母の三人がかりで、犬をなだめたりすかしたりしながらの作業となる。これが本当に時間がかかって大変なのだが、本日はなぜか、ずいぶん穏やかで、その結果、普段に比べて40分ぐらいも早く終了。皆で、ほっこりしてお茶を飲み、肝心の犬はテーブルの下で、いびき交じりに居眠りをするということになる。トリミングは、人間のみならず、犬にとっても一苦労のものなのだろう。
夕方、犬の散歩。毛が短くなった分、暑さもしのぎやすくなることだろうと思ったけれど、本日は昨日と打って変わって、風が涼しいを通り越して、少々寒いくらい。大陸からの乾いた空気が、盛大に浸入してきているせいなのだろう。明日から、天気は下り気味になるらしい。