日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。             
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。             
一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。

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【6月30日】
梅雨バテ、なのだろうか。調子が今ひとつ。学期末に向けて、仕事が詰まって来る時なのに、困ってしまう。
昨日は、『醍醐会』。辻田先生と関戸先生の最新句集の句集評の会。遅れて参加するが、どうにも調子が悪く、ほとんど発言も出来ない状態であった。勉強不足、ということもあるのだが・・・。会が終わり、皆は二次会で四条の『樽』へ移動されるようだが、失礼して帰宅。清水さんも、調子が悪そうで、帰られるとのこと。帰宅後、清水さんにメールを1本打って、その後は寝る。夜中に、一度目を覚まし、少し本を読むが、すぐに中断。寝る。5時過ぎに目を覚まし、起床する。
『醍醐会』次回はいよいよ竹中さんの句集評である。本当に楽しみである。ところで、だれがレポーターになるのだろうか。
今日で6月も終わり。「水無月」でも買ってきて、厄払いをすべきであったか、と思う。

【6月28日】
5時過ぎに起床。とりあえず、洗濯。外は高曇りだが、天気予報によると雨になりそうなので、室内干し。午前中はクラブ当番で出勤なので、ベランダに干しておくのは危険かな、と思う。
昨日は、指揮者レッスン。会場に向かうエレベータで、偶然小泉氏と乗り合わせる。一見普通の「おじさん」風なのだが、この人の指先から繊細で、時に大胆な音楽が生まれるのだな、とちょっと感慨に浸る?
練習は7時から、途中10分の休憩を挟んで、9時15分まで。何カ所も変更部分があって、とまどいつつも、必死になって指示に皆対応しようとする。最後に男性の小合唱の部分の練習があって、みるみる上手くなっていった。残り2回の練習で、今日の変更部分をきっちり身につけなければならない。
植松黎著『毒草を食べてみた』を読む。さまざまな「毒草」について、事件・事故を含むエピソードを交えつつ紹介している。「アセビ」とか「ヒガンバナ」に毒がある事は知っていたが、「フクジュソウ」とか、「スイトピー」「スイセン」なども毒を持つ植物だったとは・・・。感心しつつ、読む。

【6月27日】
出張から帰る。今月は、これで何度目の出張となるのだろうか。今日は、京都駅近くのホテルでの入試説明会。午後から、2段構えの説明会で、繋ぎの時間に結構本が読めたのが嬉しい。それにしても、大学の出す入試資料の懇切丁寧さには、改めて感心する。ただ、その結果、資料の量がかなりの物になり、持ち帰るのが大変なのだ。今日は、小さなリュックで出勤した。肩掛けの鞄に比べて、背負う分重さがさほど感じられない。来月も、早々に2度入試説明会がある。リュックで行くことになるであろう。
出張があると、その週の仕事が全体として詰まってくるので、それがしんどいのだけれど、日のあるうちに帰宅出来るのが嬉しい。5時過ぎに帰る。一休みして、ミューズのレッスンへ行く予定。今日は、本番指揮者の小泉氏の練習の日なのだ。
「短詞型文学を語る会」から手紙が来る。「第5回短詞型文学を語る会」の案内状。昨年の前川佐美雄氏の時は、体調不良のために欠席したので、都合がつけば今回は参加したいな、と思う。現代川柳のパイオニア的作家中村冨二の作品を読むそうだ。作品50句が同封されていたので、早速読んでみたが、面白かった。どんな事が話題になるか、当日が楽しみである。


【6月24日】
松田敏男さんから、版画展の案内状を送っていただく。松田氏は、山の画家で登山家でもある人。昔々、一時期私が社会人の山岳会に所属していたとき、お世話になった人物。山の版画『光る山山』出版記念の「山の版画展」を、寺町三条の「平安画廊」で開かれるとのこと。期間は、7月8日から20日まで。きっと素敵な版画に出会えると思います。是非、一度お出かけ下さい。ちなみに、私は松田氏の絵を2点所持しています。もちろん、購入したものです。
日曜日。午後からミューズのレッスンでK音楽学校に行く。最寄りの駅からタクシーに乗る。運転手さんが面白い人で、色々な蘊蓄を聞く。レッスンは、みっちり5時半まで。かなり手応えを感じるものとなった。歌詞の暗譜も8割方自信がもてたことも収穫の一つ。とても充実した時間を過ごせたけれど、帰宅してからぐったりと疲れる。
月曜日。体調不良。一日辛くて、早々に帰宅。
火曜日。やや復活。生活のリズムがちょっと変わったら、途端に体の方に反映してしまう。年、なのではないか、と思ってしまう。今朝のニュースで西城秀樹が脳梗塞で入院、という報道をしていたが、びっくりするとともに何となく不安にもなる。夕方、頑張って走る。気温はさほど高くはないが、湿度が高く、大汗をかく。クラブが終わるのを待って、7時過ぎに退勤。

【6月21日】
朝から高曇りの天気だ。早速洗濯にかかる。一日この状態がもってくれればいいけれど。午後からのクラブ担当が必要なくなったので、一日が空く。とりあえず、コーヒーなど入れて、朝食の準備をしよう。
昨日は、午後から出張。大学説明会で奈良の方へ。電車の中から見える水田の青さが鮮やかだ。電車の中は、軽くクーラーが効いている。いつもの通り、目的の駅に着くまで読書。花村満月著『幸荘物語』。花村版『青春の門』というところか。目的駅の周辺には学校が集中しているので、駅には下校する学生たちが溢れかえっている。駅を出て、目の前が大学。説明会の始まりの時間が遅く、1時間ほどで終了。そのまま帰宅する。帰りの電車では、気分を変えて、今ベストセラーになっている養老猛司著『バカの壁』を読む。タイトルは酷いが、内容は面白い。授業の枕に使えそうな内容。
夜、ミューズのレッスン。参加条件が12回と思っていたら、14回だ、とのこと。以前確認したときと違うので、ちょっとびっくりしたが、何とかクリア出来ると思う、ぎりぎりだけれど。練習は、ぴりぴりした雰囲気の中で進む。いつもは穏和な指導の先生も、厳しい表情でタクトを振る。状態は、かなり厳しい。自分自身も、練習への参加不足で、覚えているはずの歌詞が、合唱の中ではすらすらとは出てこない。個人練習の仕方を変えなければならないか、と思う。そんな中で、小合唱のメンバーが数名休んでいて、その部分だけが練習出来ず、穴が空いた状態となっている。これも厳しい状態だ。ともかく、今のこの状態から、本番に向け、どこまで押し上げていけるかがポイントとなるだろう。日曜日も練習が予定されてある。
帰宅。疲れる。サンドイッチをお酒で流し込んで夕食は終わり。少し本を読んで就寝。

【6月17日】
午後、出張。K塾の大学入試研究会へ。膨大な入試資料を渡される。2時間に渡り、みっちりと緻密なデータ分析を聴く。成る程、とつくづく感心する。データの母体数が百万というものであるそうだ。
まだ日があるうちに帰宅。授業準備のプリントを1枚作り、その後、走る。バドミントンの練習に参加して、瞬発力の方の筋肉がまるで駄目なことを痛感したので、ジョギングの後に数本のダッシュを加える事にする。マンションの下を走ることになるので、周りに遠慮しつつ、ダッシュする。なかなか気分は爽快だが、「変な人」と思われそうな危惧も感じる。
岸本尚毅氏の句集『舜』読了。途中、永山久夫著『日本人は何を食べて来たのか』と、山本容子著、ボブ・ウィロビー写真『ヘプバーン写真集』、ついでに今月号の『俳句研究』など読んでいたので、少し時間がかかってしまった。前半は面白かったが、後半はちょっとどうかな、という印象であった。それにしても、句集全体の印象は、とても面白いものであった。岩田由美氏の岸本尚毅論は、今ひとつ、突っ込み不足という気がしたが・・・。
知り合いに電話を1本。7月のコンサートの勧誘。快くOKしてもらう。有り難い。チケットを2枚追加注文しなければならなくなった。

【6月15日】
金曜日、放課後。久々にクラブに顔を出す。翌日が、3年生の最後の公式戦で、今日が最後の練習となる。7時過ぎに練習が終了し、後かたづけの後、その場で皆が輪になり、3年生を送る会が始まる。涙、涙の送別会となった。気が付くと、とんでもない時間になっていて、大慌てで解散となる。ミューズレッスンへの参加は、完全に吹っ飛んでしまう。最低12回はレッスンに参加しないと、本番ステージには立てないのだが、まだ、その条件をクリア出来ていないのだ。・・・大丈夫だろうか。
土曜日は、「いさなご句会」。車中では、前半読書、後半は歌詞の暗記。丹後は、梅雨曇りだったが、山々や田圃の緑は、目に沁みる鮮やかさだった。会員の一人が、会場にクチナシの花を持って来ておられ、句会の間中、良い匂いを楽しめた。岩城先生選には4句入る。残りの1句は、全くこなれていない作であった。
京都に帰着後、足立さん達3名と合流して、京都駅前の「酔心」へ。足立さん達は、ピアニストの石動正和さん(「醍醐会」のメンバーの一人石動敬子さんの旦那さん)のコンサートの帰り。石動さんからは、誘いのFAXが入っていたのだが、句会と重なったため岩城先生も私も、今回は聴きに行けなかったのだ。「酔心」では、皆焼酎を注文。岩城先生も最近は、体の事を考えて、ビール党から焼酎党へ変わられたとのこと。11時前には、解散。
日曜日。午前中は、クラブ指導。3年生が二人、手助けに来てくれる。練習に一緒に参加するが、体力不足を痛感する。困ったものだ。昼食を食べそこね、帰宅後、遅い食事。何とも中途半端な気分だ。

【6月12日】
午後、出張で京都市内へ。進学説明会。車内では、ちょっと気分を変えて、堀淳一著『消えた街道・鉄道を歩く地図の旅』という本を読む。文字通り、筆者が地図で見つけた廃道を歩く、というレポート物。以前山歩きをしていたこともあって、結構好きな内容である。日常でも非日常でもないちょっと不思議な時間と空間を散歩するような感覚があるのではなかろうか、などと勝手に想像するが、実際にはかなり体力が必要なようだ。
前半が、入試と学部学科の説明、後半が、質疑応答。休憩時間に知り合いの先生と話す。7月のコンサートに来てもらえることとなる。説明会後、鴨川沿いに出町柳まで歩く。ちょうど雨が降り出したので、京阪で帰宅。
雨が本格的に降り始める。雲が重たい。
知り合いの人からメールが入っていた。コンサートの誘いのメールを送っておいた人。奥さんと二人で来てもらえる、とのこと。有り難い。それにしても、しっかりと歌詞を覚えねば。まだまだ覚束ない。

【6月10日】
京都も梅雨に入ったとのこと。今日一日、雨が降ったり止んだりしていたのだが、これが梅雨の入りの雨であったのか、と思う。少々、鬱陶しくもある。
岸本尚毅氏の第二句集に入る。『舜』。面白い。第一句集にあまり感じられなかった、自在さや面白味があるように思う。俳句とは面白いものだ、と改めて思う。
藤勢津子さんから、先日の『運河城陽句会』の茨木先生選の結果を送っていただく。第一句会は、入選2句、長棒(目に止まった句ということなのだろうか)が1句。第二句会は、2句入選という結果であった。
テレビの占いでは、今日は最高の運勢のはずだったが、若干バイオリズムが低下しているのだろうか、今一つの状態であった。残念。計画している事を実行に移す好機とのことであったのだが・・・。まあ、ぼちぼちノンビリと行こうかと思う。7月のコンサート。母だけでなく、弟と甥っ子も聞きに来てくれるらしい。頑張らねば。

【6月8日】
昨日は、午後出張。大学入試説明会へ。10分の休憩を挟んで、みっちり3時間の説明会。会場の小型ステージの背後全面に設置された巨大スクリーンに画像が投影されての説明会。この建物自体が昨年建てられたものだとか。潤沢な資金があるのだな、と感心する。説明会後、キャンパス内を見学。関西の私大を代表する総合大学の一つで、施設・設備の充実を感じさせる、いかにも大学らしい大学、という印象を受ける。大学前の通りは、最寄りの駅に向けて、若者向きの様々な店が雑多に並び、学生達が往来していて、独特の活気が感じられる。大阪文化圏の大学だな、など思う。
車中で、岸本尚毅氏の句集を読み始める。以前、同氏の『健啖』という句集を読んだことがあるが、今回は第一句集の『鶏頭』を読む。田中氏の作品とは、全く感触の違う作品群。一見平易でありながら、焦点をぴしりと決めて、非常にきっちりと世界が構築されているような印象を受ける。ただ、なんとなく面白みにかけるような気がしないでもないが(もちろん、そんな面白みは端から問題としていないのかもしれないけれど)。
駅に降り立つと、地面が濡れている。水たまりが出来ているので、小雨程度ではなく雨が降ったのかと思う。自宅を出るとき、ベランダに洗濯物を干しっぱなしにしてきたので、まずいな、と思いながら帰宅。幸い、洗濯物は大丈夫であった。今日の新聞によると、京都には雹が降ったらしい。驚く。
日曜日。5時に目が覚め、NHKの「日本の話芸」を見る。今日は、落語。「猫政」とかいう題。人情話かなと思ったら、実は「怪猫」話であった。7時から近所をジョギング。涼しくて、人通りも少なく、気持ちよく走る。洗濯をしつつ、朝風呂にはいり、巨大オムレツを作り、ちょっと遅めの朝食を取る。

【6月7日】
田中裕明氏の句集、読了。本を読む時間がなくて、随分かかってしまった。それにしても、面白いというか、不思議な作品群であった。ただ事のようであって、でもこれはきっと田中裕明ワールドなのだろうな、と感じさせられる句群であった。もう少し読み込めば、その方法論みたいなものが見えてきそうな気もするのだが・・・。それにしても、面白い一冊であった。ちなみに収録句集は、『山信』『花闊齟ル』『櫻姫譚』そして、最新句集『先生から手紙』抄(参考までに「水遊びする子に先生から手紙」という句が句集名になった作品。読みようによっては、何て事ない作品なのに、懐かしい夏休みの一情景をふと思わせて、なんとなく心の琴線に触れてしまうのである)であった。第二句集の「ひらがな」の効果とか、第三句集の世界とかが特に面白かった。
昨夜は、ミューズのレッスン。7月本番なのに、何となく参加者が少ないような気がする。曲は難曲で、ともかく苦労の連続。ミューズ始まって以来最大の危機、かもしれない、と思う。個人的にも、歌詞がいまだに覚えきれず、自宅で練習を繰り返している。こんなことは、ミューズに入って以来初めてのことで、それにしても、仕事を終えて帰宅して、10時とか11時とかに「インターベルナ」とか密かに歌を歌っている己の姿は、なんとも言い難いものだ。
本日は、午後から出張。K大学の入試説明会へ。大学まで電車乗り継ぎでで1時間半ほどかかる場所にあるようだ。せっかく行くのだからキャンパス内なども、ぶらぶら見学してみたいものだ。


【6月4日】
ひさしぶりにクラブに顔を出す。1年生と1試合。負ける。ちょっとくやしい。明後日が府大会で、3年生はさすがに気合いが入っている。30分ほど時間をオーバーしてしまう。それにしても、昼が長くなったな、と思う。薄闇の中を生徒達は帰っていく。
こちらは、さらに一仕事。8時半過ぎに退勤。お腹が減っているが、途中で食べる気はしない。電車の中では、田中裕明氏の句集を読み次ぐ。面白い、というか、不思議というか、独特の感覚を持っている人だな、と思う。一見何気ない作のようなのだが・・・。
帰宅後、シャワー。その後、夕食。晩酌は、焼酎のお湯割り。オンザロックより、こちらの方が飲みやすい。ほぼ完全に焼酎党となってしまったようだ。近所のアルコールも販売するコンビニで、一時期「泡盛」を多種類売っていたことがあり、あれこれ飲み比べてみたりもしていたのだが、ここしばらく「泡盛」が入って来ていない。残念である。
間もなく11時。もう寝る時間だ。最近は、朝5時半には目が覚めてしまう。奇妙な具合に生活リズムが固定してしまったようだ。

【6月2日】
6月に入った。昨日は、『運河』城陽句会の日だった。4月は、会場変更を知らず、5月は体調不良で休みということで、3ヶ月ぶりの参加だった。茨木和生先生は、所用のためお休みということ。参加者は、いつもに比べてやや少な目であった。第一句会、第二句会と4時間に渡る句会。1句だけ、編集同人の方の特選に入った。句会を終え、会場の文化パルク城陽の背後に広がる蓮田や水田を眺めながら、ぶらぶらと歩く。今日の句会に出された作品の素材の幾つかが、この風景の中にあることに気が付く。
月曜日。今日の運勢は最高のはずなのに、どうも今ひとつ。夕方から「月曜句会」が開かれるはずだったが、仕事が終わりそうになく、参加をあきらめる。これで、3度参加をすっぽかした事になる。その代わり、30分だけ走る。いつもよりペースを速め、普段なら40分弱かかるコースをぴったり30分で走る。その後は、仕事。8時過ぎに退勤する。
帰宅すると、郵便物が二通。一つは、『俳句文芸』。もう一つは、邑書林の「俳句選集」。田中裕明氏と岸本尚毅氏の句集。少しずつ読み進めていこう、と思う。
少々疲れ気味かな、などと思う。