日記のようなものを書いてみようかな、と思いまし
た。 備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、とい う事です。 一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さ い。 |
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【12年8月29日】
夕方から、突然のゲリラ豪雨。小雨の中をバス停まで行き、やって来たバスに乗ったとたんに、ドカンと雨が降り出した。
雨勢のために、道路がハリネズミ状態となる。
下車したバス停から駅に向かうまでに、靴がずぶ濡れとなり、気持ちが悪い。
遅れ気味の電車に乗り、薄暗くなった街の夕景を眺めながら、帰路につく。西の方に、ちょっと雲の切れ目があり、青空が見えている。目の前は、ザザ降り状態ではあるが。
駅に降り立つと、地面は濡れていない。雨は降らなかったようだ。濡れた靴の中で、湿った靴下がくしゃくしゃ動く感触を足裏に感じながら、帰宅。
即、すべて脱ぎ捨てて、洗濯機に放り込む。
甥は、コンテストの日。今日は、予選で、それに通過すると本選参加ということになる。
あまり食欲がないので、煎り大豆をさかなに、芋焼酎の水割りを飲む。夕食は、それで終了。
やがて、甥の予選通過のメールが入る。
少々、疲れ気味である。
【12年8月25日】
金曜日。昔むかしの卒業生達と、夕方待ち合わせて、飲みに行く。面白い話をきかせてもらったけれど、なぜか最後には怪談話大会のようになってしまった。
お酒を飲みながらの恐い話も、また面白い。
土曜日。学校公開で出勤。
湿度が高かったせいか、変に暑さがこたえた。
夕方、帰宅。疲れたので、ちょっと微醺(変な言い回しだが……)。
先日、人間ドックへ行って、体重が自分で感じていた以上に増えていて、危機感に襲われる。
カロリー消費のつもりで、夜、「歩き」に出る。住んでいるマンションは、ちょうど夏祭りの日で、公共空地は照明がセッティングされ、賑やかに屋台が開かれ、ビンゴゲームが行われていた。なかなか、楽しそうである。
ミューズから送ってきた「レクイエム」のテープを聞きながら歩く。今回の演奏は、長いミューズの演奏活動の中でも出色の合唱となったように思う。ミューズの25年の活動の集大成のような気分になりながら歩く。
【12年8月21日】
午前中、専免扱いで、人間ドックへ。
胃カメラを飲むことになっていたけれど、昨年と違って、鼻から挿入する胃カメラを呑むこととなる。径がひとまわり小さいので、思った以上に楽であった。
とはいえ、喉の奥を通過する時だけは、一瞬うっとなってしまったけれど。
しかし、それ以外は本当に楽で、これならば胃カメラでの検査も、さほど抵抗感なく受けることが出来ると思う。
ちなみに、鼻を通す場合は、事前の準備や、検査時間が喉を通すより倍くらいかかるので、一気にやってしまおうと思うなら、喉からという方が良いように思う。
鼻用の胃カメラを、喉で使うというのはちょっと発想の転換であった。
午後、出勤。面談を行い、2学期の準備をする。
肘痛を、人間ドックの知り合い看護師さんに話すと、一度ちゃんと医者に行った方がよいと言われ、以前行った事のある医者に、途中下車して言ってみると休診であった。土日、ならびに週三日は午後休診となっていて(以前はこんなふうではなかったのだが)、とても通えないと思う。別の病院を探さなくてはと思う。
今日は、夜中の1時過ぎに目が覚めて、それから眠れなくなり、4時過ぎくらいから再びうとうとという有様で、電車の中でもバスの中でも、眠くて仕方がない。
桑野隆の『バフチン』を読もうとするが、眠くて読めない。
【12年8月18日】
5時過ぎに起床。「歩き」に出る。すでに日は昇っていて、涼しいというわけではない。
洗濯、朝食を終えて、「空の会」のレポートの本格的準備にかかる。
お盆休み中にいろいろ考えていたことを元にして、千史俳句100句の内容分類を行う。
午前中一杯かけて、一応の分類作業とそのデータ化を終える。合わせて、レポートの下書きのようなものを作る。
さらに、内容を精緻なものにしていかなければならないが、とりあえず一度プリントアウトしておこうと思って、プリンターを動かすと、インクユニットの一つが空になっているということで、印刷できない。カラー印刷ではなく、モノクロなので、黒インクは十分残っているので動くのではないかと思うのだが、実際にはまるで動かない。ユニットを買ってきてセットし直さないと、モノクロ印刷であってもプリントアウト出来ないのだった。不便なことである。
仕方ないので、とりあえず、昼食。そのうちに外の様子が不穏になってきた。厚い雲が、マンションの背後からゆっくり移動してきて、全天を覆い、やがて雨が降り出した。
ベランダに干しておいた洗濯物は、幸い午前中の好天ですっかり乾いていた。中に取り込んで、畳んでいるうちに、外の雨は本降りとなってきた。
午後、雨の中をインクを買いに出るのも億劫なので、雨が止むのを待ち、その間に「M」誌への投句をまとめる。
7句投句である。帰省中の作からピックアップして、数を揃える。「遠花火」の句など、交える。
それが思いの外時間がかかって、気がつけば、もう夕方である。
その間、一度止んだ雨は、また降り始め、周辺地域には大雨・洪水注意報まで出る始末となる。
5時を過ぎて、大津方面からの遠雷の音はまだ聞こえるけれど、どうやら雨は止みそうな様子である。
夕食の買い物と、ついでに空になったインクの換えを買って来ようと思う。
「M」誌への投句も投函しておこう。
【12年8月7日】
月曜日、夜、帰京。
火曜日、4時に目が覚め、その後は眠れないままに、5時前には起き出す。
普段より、少し余裕をもって出勤。暑いので、駅からはバスを使う。
職場着。進路室は、なんとエアコンが修理済みで、快適な環境に戻っていた。10年以上も使っていた機材で、配管を除いて、全部入れ替えとなったらしい。
午前中は、進路指導と来客の対応。午後からは、二学期に向けて、教材作り。夕方までに3種類作り上げるが、目が疲れる。
疲れると、校内をぐるりと1階から4階まで歩く。途中、休み中で掃除が行き届かない廊下をモップで掃除したりする。
ともかく、暑さのせいで「歩き」が十分に出来ないので、こんな形でちょっとカバーする。
今日は、湿度が低いせいか、校内は気温のわりにさほど暑さを感じない。体が暑さに慣れてきているせいかもしれない。クラブ活動と、文化祭の準備をする少数の生徒の姿を除いては、校内は森閑としている。
7月中の補習授業も終わり、夏休みらしい雰囲気に一転した学校である。
そう言えば、今日は立秋らしい。
夕方、退勤。帰りに、夕食の準備を買い込み、帰宅。暑いので、カレーライスとする。調理が簡単だし。
今日、2回目の洗濯を終え、早めに帰って来た甥と夕食。
それにしても、イジメを受けた生徒を退学に処しようとする学校には、さすがに呆れ果てる。
イジメを受けた当事者を、現場から遠ざけることで、「事態の穏便な沈静化」を図るというやり口である。
あるいは、この学校はそのようなやり方で、今まで校内の様々な問題を闇に押し込んできたのかもしれない。
『汀』8月号が届く。11月号に向けて、投句10句を作り始めなければならない。
こういうのは、『燕巣』以来、久しぶりのことである。
【12年8月2日】
午前中、勤務。午後、年休をとって退勤。
午後遅くの便で帰省する。
用事を済ませて、週明けに帰京予定。
エアコンの故障した進路室は、本日も午前中で33度ほどの室温になったが、何となくそんな環境に慣れてきているような気はする。
ただ、帰宅後は即就寝。やはり、体力を消耗するのだろう、と思う。
さいばら天気氏から、「はがきハイク」が届く。もう第6号になるのか、と思う。
さいばら氏、「新郎新婦ならびに蠅とオードヴル」「大暑なり石をつつけば死んでをり」。変な作である。
笠井亞子氏、「積まれたる本のジグザグ星の恋」「踏み台に素足のかかと夕暮れる」。面白い作である。
日曜日。「醍醐会」の辻田克巳句集『春のこゑ』、レポートは無事?終了する。
話題を一つに絞ったので、言い足りないことも色々あるような気がしたが、それはもうそっとしておくことにしようと思う。
一休みの後は、9月2日の大阪「風の会」の小林千史『俳コレ』100句の鑑賞の準備にかからなければならない。
さて、どんな視点でまとめたものかと思う。
写生句、非写生句に仕分けて分析するとか、そんな方法もあるかもと思うけれど。
オリンピック、ちょこちょこ観ているけれど、何となく今ひとつである。
なぜなのか?