日記のようなものを書いてみようかな、と思いまし
た。 備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、とい う事です。 一人言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さ い。 |
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【15年1月28日】
昨日は、時折小雪が舞うような空模様だったけれど、寒さはさほど感じなかった。
今日は、高曇りで雪が降るような様子ではないが、ひどく寒い。
周囲の里山辺りまで雪線が降りてきているようだ。昨夜のうちに降り積もったのだろう。
日中でも、屋外では息が白くなるほど、気温が下がっている。手袋をつけていないと、指先が痛む。
4月に「汀」の3周年の祝宴参加も兼ねて、1週間ほど東京へ行くので、そのための航空券を購入に行く。
東京育ちの母も、この機会にひさしぶりに東京の親戚のところへ顔出しをする予定。
購入とはいっても、「旅割」を昨日予約しておいたので、その手続きのために空港まで出かけるのだが。
「旅割60」というのを利用してチケットを手に入れたのだが、通常の運賃の3分の1くらいの価格で、東京まで行くことが出来る。ありがたいことだ。
基本的に予約した場合、キャンセルは出来ないので、取り消す場合には、必ず運賃の40〜60%程度の解約費用が必要になるらしい。
4月になれば、気候も穏やかになるだろうから、落ち着いた旅行ができるだろうと思う。
毎日、読書は続けているけれど、相変わらず『文選』は難しい。上編の半分くらいまでは読みすすんできたけれど、難渋している。ただ、最初の頃よりは、さすがに少しましに読めるようになってきているのかもしれない。『芭蕉文集』を読み始める。新潮社のもので、散文と書簡とが入れ子的に編纂してあるので、その時期の芭蕉の姿が、より多角的に捉えられるようだ。芭蕉という人物は、俳聖などと祭り上げられていたりするけれど、なかなか狷介で厄介な人物のように思われる。
夜の読書は、少し古い本だが、至文堂の日本文学教養講座の『連歌・俳諧俳句・川柳』を昨夜読了する。俳諧関係は、中村草田男が執筆しているが、草田男らしい通史分析が面白い。
もう1月も終わろうとしている。落ち着かない月末ではある。
【15年1月22日】
午前中は、日差しもあり、温かかったけれど、午後になって雲行きが変わり、夕方からは雨になった。気温もぐっと下がったように思う。先程は、雷も鳴ったけれど、あるいは雪起こしの雷だったのかもしれない。
今日も、特に変わりない一日。午後、書庫の整理をしていたら、高野素十の句集『初鴉』を見つけた。京都市内の古本屋で1000円で見つけたもの。昭和22年発行の初版本である。まだ、著者の検印が残っている。午後は、テレビドラマの『相棒』を挟んで、前半は『文選』、後半は『初鴉』を読む。
個人的には、高野素十は、面白いと思う。
「テロには屈しない」、といいつつ、人質解放の具体的方策ひとつも持ち合わせていない状態で、本当にこの先大丈夫なのだろうか、と思う。
こんなことを書くと、集団的自衛権の拡大、なんて声が、どこからか、聞こえてきそうな気もするけれど。
ただ、集団的自衛権が具体的に発動された時、今回同様、さらに規模を拡大した形で人の生き死に関わる事態に、直面する覚悟が必要になりそうだ。
今回同様、世界の紛争状態に進んで関わっていくというのは、そのような事態を受認することなのだろうと思う。
時間は、もうそんなに残されてはいないようだ。
【15年1月20日】
午後から夕方にかけて、書庫の方に籠もって、手紙類や印刷物、資料関係などの雑多に詰め込まれた段ボールを5つほど整理する。
手紙類は、ついちょっと読んだりして、片づけに時間と手間がかかってしまう。
高校時代の証明写真が出てきたり、丹後の宮津での下宿生活の家賃の記録などがでてきたりもする。
本当に、色々なものを捨てることなく、持っては移動をしてきたわけだ、と思う。
まだまだ片づけに時間がかかりそうなので、本日は以上ということで、作業を切り上げ、実家の方に顔出しをする。テレビが付けっぱなしになっていて、大相撲の時間のはずなのに、菅官房長官の談話が画面に映っている。どうせ碌でもないことと思って、見もしないで犬を散歩に連れて行く。
帰宅後、イスラム国が邦人2名を人質として、身代金2億ドルを要求していることを知る。
世界情勢の中に身を置くというのは、つまりこのような事態をも想定し、受認せよ、ということなのかと改めて思う。
状況は、どのように進展していくのか。
先行きは非常に厳しいと思われる。
【15年1月14日】
高曇りの一日。終日、冷え込んで、寒かった。
写真は、「歩き」の途中、遠望した大山。曇っているということもあって、モノトーンの姿には、厳冬期の厳しさを感じる。
ガラ携のカメラで写したので、その雰囲気は伝わりぬくいかもしれないけれど。
手前は、葱畑。その向こうは、枯れたセイタカアワダチソウの群落。
人の姿のない耕地を、3月の合唱本番で唱う曲を、かなりの大声で歌いながら歩く。
曲目は、フォーレ『レクイエム』。チルコット編曲『故郷』より「砂山」と「故郷」、そして、『花は咲く』。
メンバーは、大半がかなり本格的な合唱経験者で、上手い。その上、京都ミューズの時と比べて、各パートの人数がずいぶん少なくて、個々人の力量が試されているようで、練習のたびに、気圧されるようなプレッシャーを感じつつ、参加している状態。
今週だけで、練習は3回。土曜日だけは、丹後「すき句会」が入っているので、欠席することになる。
日曜練習には、本番のバリトン歌手の方も参加された。プロは、さすがに上手い。うまさの質が違う、とつくづく思う。
それにしても、『花が咲く』は、とても良い曲だと思う。NHKが、たくさんの芸能人を起用して、キャンペーンとして流している時は、どうだかな−と、ちょっと冷たい視線で眺めていたようなところがあったけれど、実際に自分が唱ってみると、とても良かった。合唱向きの編曲の効果ということもあるのかもしれないけれど。
夜、車を運転して練習会場を往復するのは、最初は少々しんどかったけれど、どうやらそれにも慣れたようだ。
合唱も、なかなか楽しい。
【15年1月11日】
朝、床を離れる時間が遅くなった。目は覚ましているのだが、寒くて床を離れづらく、6時過ぎくらいまで布団にくるまって、テレビを見ている。
あとは、毎日、きまったような調子である。まずコーヒーをいれておいて、顔を洗い、体重を確認し、その後朝食。
8時までテレビを見て、書斎に移動。短時間ネットで情報確認してから、発表の当てなどないけれど、文章書き。途中1、2回休憩を入れる。集中力の持続時間が、日ごとに短くなるようだ。
11時前に着替えて「歩き」に出る。冬山用の防水ヤッケがあるので、降雪はもちろん、多少の降雨も気にしないで、歩きに出る。
12時前後に帰宅。昼食を食べて、1時過ぎまでテレビを見る。その後は、読書。今は、ずっと昔に買ったままになっていた小松左京+谷甲州の『日本沈没 第2部』を読み始めたら、これが面白くて、ここしばらくずっと読んでいる。
本来なら、夕方まで本を読むはずだったのが、先週からテレビドラマ『相棒』シーズン3が始まってしまったので、やむなく1時間それを見る。その後、夕方まで、読書の続き。
5時過ぎに、実家に顔出し。場合によっては、その折り、ジェニビー(小型のシーズ犬)の散歩。6時前には帰宅して、夕食。
その後、7時までニュースを見て、書斎に上がり、短時間、ネット。
それから、1階の和室に移動して、炬燵に入って暖まりながら、読書。今は、『角川俳句賞60年史』の受賞作品をずっと読んでいる。『俳句賞』は、2,3回予選を通過したことがあるけれど、最近は全くダメダメ状態となっている。夜の読書の締めとして、、『大歳時記』を数ページ読んで、9時過ぎには読書は終了。
2階の寝室に移動して、寝床に入りつつ、しばらくテレビを見る。そのうち、就寝。
夜中に目を覚まし、しばらく本を読んだり、テレビをつけたり……。
全く、毎日判で押したような生活を、繰り返している。
今日の「歩き」では、その途中でひさしぶりに「とんど焼き」を見学する。耕地に囲まれた小さな集会所の前の空き地に、根つきの大きな竹を2本中心として立てて、その周りで正月飾りなどを燃やす。さらに青竹の先に金網をとりつけ、とんどさんの火で網にのせた鏡餅を焼く。その地域の人達が総出で、とんどさんを楽しんでいるのを、地域外の私もそしらぬふりでしばらく見物させていただいた。懐かしい情景だった。
【15年1月6日】
朝から雨。気温は、そんなに低くはない。
ただ、今夜あたりから寒気の影響を受けて、再び寒くなるらしい。明日から3、4日は、曇りで時々雪という予報らしい。
正月に降った雪は、町中ではほとんど融けて残っていない。それでも、町を出て少し山の方に向かうと、耕地には広く雪が残っている。
先日、年末の大掃除で出た不燃物を地域のリサイクルセンターまで、車に積んで運んだ。助手席まで荷物で埋めて、総重量は70キロほどになった。
大山を間近に見るその裾野の一画に、大きなリサイクルセンターの施設があった。
車に乗ったまま行きと帰りで重量を量り、その差で処理費を支払う仕組みになっていた。
巨大な工場のような処理棟に車のままはいると、廃棄物を納める地下数階分をも掘り下げたような深い貯物槽の前にいくつもの鉄の門があって、その一つの前に車をバックで移動させて、自分の手で直接不燃物を開いた扉から下へ投げ落とす。びっくりするほど底が深くて、誤って落ちたら、確実に死ぬな、と思う。
作業員の人が、運ばれてきた自転車を、そのまま放り込んだりもしている。
帰りの計測後、払った処理費用は、1200円余り。車二台で運んだ可燃物の処理費が、その数倍かかったのと比較して、ずいぶん安いと思ってしまう。
廃棄物の中から、リサイクルに回せるものは、後ほど分類処理されるのだろうか。
午前中は、年賀状の整理。出し漏らしていたものに遅ればせながら返事を書き、住所不明で返ってきたものは、確認のしようがなく、やむなく住所録に対象外のチェックを入れる。今年は、合計150枚くらい賀状をだしたけれど、10枚弱が住所不明の扱いとなってしまった。
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【15年1月1日】
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。。
山陰地方は、元日から雪となっています。
積雪の量は多くはありませんが、粉雪気味で、気温は氷点下ではないかと思います。
時折、強い風とともに吹雪状態になることもあります。
今日は、終日家籠もりとなりそうです。
実家で、お節をごちそうになり、あとは自宅で本を読んで過ごそうかと思います。